頭が良い=正義ではないと思う【定義:改善力があること】

頭が良い_定義

頭が良くなりたい人
最近、頭が悪い人は馬鹿にされがちだし、自分も頭が良くなりたい。けどそもそも、頭が良いってどういう定義なのか曖昧だよなぁ。頭が良くなるにはどうすれば良いか知りたい!

本記事はこのような方向けの記事となっています。

本記事を読んで得られるもの
頭が良ければ正義という考え方が間違っていることがわかります。

最近、「頭が悪い人」というのが馬鹿にされる風潮があるみたいです。

2ch創設者のひろゆきさんがよく発言されてますね。

 

でも、発信者の意味を汲み取れる人が少ないので、なんか「頭が悪い」という言葉だけが一人歩きしている気がします。

今日は「頭が良い・悪い」という定義について、真剣にお話ししていきます。

本記事の内容
  • 頭が良い=正義ではないと思う
  • 頭が良い・悪いの定義は「改善力」です
  • 頭が良くなる方法【改善力を上げる】

頭が良い=正義ではないと思う

頭が良い=正義ではないと思う

頭が良い=正義ではないと思います。

そして、頭の良いかどうかは人生の成功に直結しないと思います。

最近、よく聞く言葉があります。

  • 優秀
  • 頭が良い
  • 仕事ができる

そして逆に、「優秀じゃない」「頭が悪い」「仕事ができない」人は馬鹿にされたりします。

でも、そういった人ってちゃんと言葉の定義を理解して使ってないような気がします。

頭の回転が速い人はたくさん見てきました

サラリーマン時代、頭の回転が速い人をめちゃくちゃ見てきました。

  • 新卒5年目ながら議論とコミュ力最強の先輩
  • Microsoftから引き抜かれたエンジニアスキル半端ない先輩
  • 技術的な知識0なのに、受注取りまくり、モテまくる口がうまい営業の同期

多分この人たちは「地頭が良い」とか「頭の回転が速い」という、世間でイメージされがちな「頭が良い人」だったと思います。ぶっちゃけ、全員めちゃくちゃ尊敬しています。

でも、経済的意味で言うと、上記3人の5倍以上は、僕の収入の方が多いです。

もちろん、僕は議論の力もないし、エンジニアスキルも普通だし、営業もうまくないし、世間一般的に見れば多分「頭悪い奴」だと思います。

ただ、僕にとっては重要なのは「経済的成功」でした。

そして、そこで勝てているなら「全然良いかな」と思ってます。

頭が良い=正義じゃない

正義は、結果論だと思います。

つまり僕にとって理想だった「経済的自由」が(ある程度)手に入ったので「頭が悪い状態」でも、今の自分が正義です。

つまり「俺って頭悪いなぁ」と悩みは、どうでも良いと思います。

大事なのは、自分が望んだ結果を出すことができたかです。

未来を変えることはできないけど、過去を変えることはできる

上記は、超話題になったキングコング西野さんの近畿大学卒業式におけるスピーチの一節です。

「あの時、頑張っておけば失敗しなかったのに。。。」といった過去への後悔も、結果を出せば「あの時の失敗があって今がある」と明るい過去に変えることができるわけです。

結果を出せば「頭の悪い過去」ですら、正義になります。

 

頭が良い・悪いの定義は「改善力」です

頭が良い・悪いの定義は「改善力」です

そもそも「頭の良し悪し」の定義は「改善力があるかどうか」だと思います。

僕的には「地頭」とか「頭の回転の速さ」は、一つの要素に過ぎないと思う。

「改善力」を計測した実験があります

心理学者のキャロル・ドウェックは、同僚とともに行ったある実験で、11~12歳の子どもたちをふたつのマインドセットのグループに分けた。そして8つの「簡単なタスク」を与えた後、4つの「困難なタスク」を課した。すると「困難なタスク」に突入したとたん、各グループの反応に驚くべき差が出た。ドウェックはこう書いている。

固定型マインドセットの子は、いともあっさりと自分の能力を過小評価し、失敗を自分の知性のせいにしはじめた。「きっとボクはあまり頭がよくないんだ」「前から記憶力が悪かったから」「こういうのはもともと苦手なんだ」困難なタスクに対して、このグループの子どもたちの3分の2は明らかにおざなりな態度を示すようになり、半分以上はまったく効果のない方法で取り組み続けたという。

一方、成長型マインドセットの子どもたちの反応はどうだったか?ドウェックは以下のようにまとめている。

彼らは自分たちが失敗しているとはまったく考えていなかった。(中略)楽観主義とも合わさって、80%以上が、困難なタスクに対して最初のやる気を維持するか、取り組み方を改善しようとした。全体の4分の1は実際に改善している。彼らは困難なタスクに対して、より洗練された方法を自分たちで考え出した。ごく一部の子どもは、彼らの理解力を上回ると思われる問題まで解決した。

出典『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』

つまりは、改善力のある無しは、結果にめちゃくちゃ影響します。

  • 改善力のある人:結果が出るまで、新しい方法を常に試す(そして諦めの判断も早い)
  • 改善力のない人:結果が出ない方法を、延々と繰り返す(そして諦めの判断が遅い)

例えるなら、「99を1億回足し算した結果は?」という問いに対して、改善力のない人は「時間をかけて足し算をする」、そして改善力のある人は「掛け算を使って一瞬で終わらせる」といった感じ。

 

頭の良さの計算式

頭の良さの要素は「頭の回転の速さ」と「改善力」の2つあると思う。

「頭の良さ」 = 「頭の回線の速さ」 × 「改善力」

5:95くらいの割合で、改善力の方が大事じゃないでしょうか。

僕は頭の回転の速さは3しかないけど、改善力が90くらいの自信があります

そしてぶっちゃけ、「頭の回転の速さ」の上げ方はよく分かりません。
けど、「改善力」だけなら、考え方一つで向上できると思います。

なので「頭の良さ」は「改善力」こそが大事だと思う。

 

頭が良くなる方法【改善力を上げる】

頭が良くなるために一番やるべきなのは「失敗への向き合い方を変える」ことです。

エジソン曰く「失敗は新しい発見に過ぎない」、そして中田英寿さん曰く「失敗は成功するために必要不可欠だが、過程にすぎない」、偉人たちはこのように言っていたそうです。

特に、実験に2万回以上”失敗”したエジソンは説得力がありますね。
皆さんの中に、何かを2万回失敗した経験がある人はいるでしょうか。
すぐに諦めてしまう人は「失敗への向き合い方」を意識的に直さないとです。

 

【具体的に】改善力を高める方法

改善力を高める方法は、下記3つです。

  • 失敗は「してもいい」ではなく「欠かせない」と考える
  • 知識や才能は努力によって伸びると考える
  • 諦めること、継続することどちらも「成長」と考える

これは先ほど紹介した書籍『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』の第6章「究極の成果をもたらすマインドセット」の内容を、具体化した解決策です。

ぶっちゃけ、この1冊だけで人生が変わるといっても過言ではないと思う。
僕が新卒2年であっさりサラリーマンを辞めれたことも、かなりこの本のおかげだったりします。

すみません、、、著作権的にも詳細はここまでです。
今は昼飯1食我慢すれば、本を買える時代なので、詳細はぜひ読んでみてください。

失敗ループから、抜け出しましょう

最後に、今まで「挑戦はしてきたけど成功したことがない」という人は、失敗ループに入っているかもしれないです。

挑戦する→1度失敗する→すぐ諦める→日常に戻る→以下無限ループ

こんな感じ。

こんな人は挑戦できてるだけで、他の人からは一歩リードです。
後はぜひ、改善力を身につけてみてください。

では、今回は以上になります。

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