『1日2回のチャートチェックで手堅く勝てる兼業FX』まとめ

チャート分析_まとめ

FXマーケットはいろいろな要因で動きますが、明確な理由は売り手と買い手の力関係しかありません。「誰が買っている」とか、「オプションで止められている」とか。いろいろな憶測や噂が飛び交いますが、確実に言えることは、売り手と買い手のどちらが多いか、ということしかありません。

テクニカル分析をするということは、この売り手と買い手の力関係を見るということです。

 

経済指標結果を予測してポジションを取ろうとしますが、あまり良い方法とは思いません。結果がどうなるかを推測しても意味がないからです。それよりも、その結果を受けてマーケットがどう動くかが重要であって、それは売り手と買い手の力関係で決まりますし、チャートで描かれます。

指標結果に関係なく、「マーケットが上がれば買えばいいですし、下がるなら売る」それだけを繰り返すことが、利益につながる1番の近道です。

 

私たち個人投資家は銀行のディーラーとは違い、自分に都合の悪いマーケットは休みことができます。私たちは取引をするのが仕事ではなく、利益を得ることが目的です。欲望に駆られて無理に取引をしてうまくいくことはあまりありません。

冷静に淡々とテクニカルが示すチャンスだけ取引して、利益を得ることが最も重要なのです。

 

知識があることと「技術」を持つということは、同じではありません。知識が技術として使えるようになるためには、何度も反復練習して脳にその技術を使う回路ができなければならないのです。

テクニカル分析も同じで、いくつもの知識を得ることよりも、1つの知識をしっかり身につけて、使い込んで「技術」となるところまで消化させることが、収益を得るためには必要となります。

 

FXでは手を出してはいけないマーケットがあります。これは売り手と買い手の力関係が発揮しせず、相互に勢力争いをしている場面です。

先が見えない硬直状態のマーケットで儲けるのはとても難しいことです。時間軸によって違うこうした取引を続ける場面を知ることで、無駄な損失を減らし収益に貢献することになります。