本記事ではこのような方のため、仮想通貨歴2年半の著者ジョンが「前澤社長のMZDAOの特徴・評判」についてWeb3に2年以上かかわってきた経験を踏まえて解説していきます!
- MZDAOとは
- MZDAOの特徴
- MZDAOはWeb3の「DAO」なのか
- MZDAOの評判・口コミ
MZDAOとは【前澤社長運営】

MZDAO(エムジーダオ)とは元ZOZOTOWN創設者の前澤友作(いわゆる「前澤社長」)さんが立ち上げたオンラインコミュニティです。
MZDAOという名前の通り、Web3の新しい組織概念「DAO(自律分散型組織)」をコンセプトにしています。具体的には「メンバー全員が事業参加して全員が稼げる会社」を目指すそう…。
2022年9月時点で会員数は22.5万人、月額500円なので月額課金だけで1億1,250万円の売り上げのとてつもないコミュニティになっています。
しかし、中には「本当にDAOなのか?」「怪しすぎる?詐欺ではないのか?」「DAOの皮をかぶったオンラインサロン」など批判の声も多くあります。
実際のトコロ、MZDAOはどのようなコミュニティなのか、そして評価・口コミはどうなのか、本記事で検証しつつ確かめていきましょう!
MZDAOの特徴【Web3と言える?】
MZDAOには主に下記7つの特徴があります。
- 特徴①:創業メンバーとして事業を作れる
- 特徴②:事業協力すると報酬が貰える
- 特徴③:事業が成長すると追加報酬が貰える
- 特徴④:作ったサービス・商品を安価に利用できる
- 特徴⑤:前澤社長(MZ)の限定記事が読める
- 特徴⑥:MZの限定記事にコメントやいいねできる
- 特徴⑦:匿名で参加できる
特徴①:創業メンバーとして事業を作れる
MZDAOの会員になることでコミュニティに対して事業を提案することができます。
会員の月額課金だけで月1億円以上の売り上げがあるため、事業として採用されれば自己資金ほぼ0円から大きな事業展開をすることができるのが魅力です。
起業にはどうしても自己資本や借入が必要になりますが、コミュニティからその費用を捻出できるため「起業したいけどお金がなくて踏み出せない…」といった方はMZDAOが向いているかもしれません。
特徴②:事業協力すると報酬が貰える
MZDAOでは事業に関わることで報酬を貰える可能性があります。
従来の会社のように「安定した給与」は一切ありませんが、事業が成功したときの利益分が会員に還元される仕組みです。
具体的に「利益の何%が還元される」などのルールは定められていないため、おそらく事業提案時に各事業ごとに配分などが設定されるのではないでしょうか。
特徴③:事業が成長すると追加報酬が貰える
一般的に、DAOでは「ガバナンストークン」という投票権の役割を持つ仮想通貨が発行されます。イメージ的には株式会社の「株式」と同じ役割です。
MZDAOでは「事業ごとにDAOを形成する」とのことなので、おそらくガバナンストークンが発行されるのではないかと予想されています。
ガバナンストークンを保有してれば、将来的に事業が成長してガバナンストークンが値上がりすれば、大きな金銭的メリットを得ることができるかもしれません。
特徴④:作ったサービス・商品を安価に利用できる
MZDAOでは事業に関わった会員が、将来的にサービス・商品を安価に利用できる可能性があります。
まるっきりマルチ商法で有名なアムウェイと同じですが、1から事業を創業できるのがMZDAOの強みです。
コミュニティで採用されれば事業を立ち上げることができるので、「こんな商品欲しいから作りたい!」といった願望があればMZDAOで提案してみるのも面白いかもしれません。
特徴⑤:前澤社長(MZ)の限定記事が読める
MZDAOではTwitterなどのSNSでは公開されない前澤社長(自称「MZ」)の限定記事を読むことができます。
提案された事業に対するMZ独自の意見や、ビジネス構築のノウハウ、ビジネスマインドなど「オープンには話せない」個別具体的な学びを得ることができます。
「MZのノウハウを学びたい!」「自己啓発大好き!」という方にとってMZの限定記事は役に立つのではないでしょうか。
特徴⑥:MZの限定記事にコメントやいいねできる
MZDAOではMZが登投稿する記事に対してコメントやいいねをすることができます。
というより、コメントやいいねなどのリアクションをするようにコミュニティから推奨されています。

※引用元:MZDAO公式HP
みなさんに協力して欲しいこと
・記事に対するコメントやいいねなどのリアクション
・アンケートに回答して意思表示
・事業の宣伝などのSNSシェア
・その他それぞれの事業で随時相談
など
なおコメントに関しては「MZから返信・いいねがあったコメントのみ公開される」とのことで、Web3のDAOらしくない言論統制が行われるようです。
特徴⑦:匿名で参加できる
MZDAOには匿名で参加することができます。
現実世界の肩書・年齢は関係なく、発言内容やスキルによって信頼を獲得できる、実力主義のコミュニティともいえます。
また「MZDAOに参加するなんて恥ずかしくて友人に知られたくない!」という方でも安心して参加できるのは嬉しいポイントです。
MZDAOはWeb3の「DAO」なのか【結論:違う】
結論から言うと、MZDAOはDAOではありません、ただのオンラインサロンです。
ブロックチェーン上のスマコンで構築されていない
Web3的なDAOとはブロックチェーン上のスマートコントラクト(シンプルに言えば「プログラム」)によって定義されています。
つまり、プログラミングによってあらかじめ定められたルールがあり、そのルールがコミュニティ唯一絶対の法律として機能するのです。
しかしMZDAOはスマートコントラクトどころか、ブロックチェーン活用すら全くしていません。ただ「DAO」というバズワードを利用しているだけです。
このような意見に対して前澤社長は次のように発言しています。
MZDAOに対する以下批判に答えます。
DAOじゃない、ただのオンラインサロン
引用元:前澤社長のツイート
→まだ今はね。事業はDAO的にやる予定。
もしこれがホントであれば楽しみですが、より問題視されているのが、とてつもないほど権力集中しているMZDAOという組織形態そのものです。
中央に権力が集中している
まず、Web3におけるDAOは下記図のように「中央集権ではない分散型組織」を意味します。

ところが、MZDAOは違います。
MZ限定記事のコメントに対する「MZの返信・いいねがなければ公開されない」というルールは単なるコメント承認制のオンラインサロンです。
もっと酷いのは、利用規約に「MZDAO→会員」は損害賠償請求ができるにもかかわらず、「会員→MZDAO」には損害賠償請求ができないという、DAOどころか独裁のようなルールがあることです。

※引用元:MZDAO利用規約
さらにコミュニティに記事を自由に投稿できるのがMZただ一人のみという点も、思想・方針をコミュニティ全体の投票で決めるDAOの思想とは全く逆をいっています。
このようにMZDAOは「Web3的なDAO」とは全くかけ離れたオンラインサロンということが分かります。
オンラインサロンとしては大成功
しかし、MZDAOはオンラインサロン事業としては類を見ない大成功を収めています。
・月の売上1億円以上
・初月の退会率0.3%
これらの実績を見れば、DAOでないにしろ、今後も人は集まるでしょう。
投資目線で見ると、こういったMZDAOの存在はめちゃくちゃありがたいものです。彼らは絆パワーを発揮してくれるからです。
もし実際にDAO的に事業をして、ガバナンストークンを発行したのであれば、僕は間違いなくそれを買います。なぜなら22.5万人の会員がそのままユーザーになるからです。
イケハヤ尊師の「Crypto Ninja」を見ていた方は分かると思いますが、絆パワーはとてつもない利益を生み出します。MZDAOへの参加に対しては興味も魅力も0ですが、彼らの絆パワーには期待したいところです。
MZDAOの評判・口コミ【怪しい?】
最後に、MZDAOへの評判・口コミをまとめます。
MZDAOはWeb3的DAOではない!
前澤社長が立ち上げたオンラインコミュニティMZDAOについて特徴・評判を解説しました。いかがでしたでしょうか。
MZDAOはWeb3的DAOではないものの、オンラインサロンとしては世界一といっていいほど大成功を収めています。
「前澤社長が大好き!」「ビジネスマンとして利用価値がある!」と思う方は、参加してみてもいいのではないでしょうか。
Web3的DAOに参加したい方は「DAOへの参加方法」を参考にしてみてください。
では、今回は以上となります。ありがとうございました。
・MZDAOはWeb3の「DAO」に当てはまるの?
・MZDAOは怪しい!口コミ・評判を教えて!