本記事ではこのような方向けの記事です。
、、、とはいえ「会社大好き」という方は「何言ってんだコイツ?」程度に聞いてください
僕は、出世とは縁がない人生です。
新卒で入った会社を2年で辞め、今はぬくぬくフリーランス。
世間一般ではマイナーな方かと。
とはいえ、振り返れば最高の判断でした。
出世に疑問を持っている方には、その道をキッパリ切り捨てた僕の意見が、ちょっとは参考になるかもと思ってます。笑
「会社大好き!」という方にお節介をするつもりはないので、そうでない方はぜひ読んでみてください。
- 出世に意味のある時代は終わっています【実例あり】
- 出世にこだわった先輩リーマンのお話をします
- 出世より意味のあるモノ【答え:成長です】
出世に意味のある時代は終わっています

そもそも、出世に意味があった時代には社会に前提となる制度がありました。
主なものは下記の3つです。
- ①:終身雇用
- ②:年功序列
- ③:年金制度(企業&国によって保証)
2020年現在、これらの制度は全てオワコン化してます。
50代で会社一筋だろうが、無能はクビになる時代です
終身雇用があるから、一つの会社で成り上がる方がお得だよね。だから出世しよう!
→1950年代の思考です。今に持ち込むな。
2019年にトヨタの豊田章男社長が「終身雇用を維持するのは難しい」という発言をしました。
ぶっちゃけ「一度雇ったら無能でも簡単にクビにできない」という前提自体に制度疲労が起きていることはもっと昔から既知の事実だったのですが、この発言を機に問題が顕在化されて来ましたね。
ちなみに東芝、富士通、カシオなどといった大企業が実際に40歳以上の黒字リストラを実際にやっちゃってます。
「嫌終身雇用終わりとか、冗談でしょ?」
まだこういった固定観念がある方もいると思いますが、終身雇用の象徴だった大企業が高年代のリストラを実際に行っているのですから、反論の余地なしですよ。
なので「一つの会社で成り上がる」という価値観はオワコン化してます。
「歳をとっていれば偉い」は完全に老害の価値観です
一つの会社に長くいれば、それだけで給料も立場も上がる。さらに出世できれば儲け物だ!
→古すぎな価値観。こんなこと言ったら完全に老害認定されます
中年で高給取りなのに生産性の低い社員は、普通に考えたら「それ以上に成果を出す若者」と比べると企業にとって不要ですよね。
でも”年功序列”という制度では、どうしてもこういった状況ができてました。論理的に考えれば企業側にメリットもない(厳密にはメリットの方が少ない)ので、終身雇用の崩壊と同時に、年功序列も無くなってますね。先ほど挙げた大企業のリストラが、それを物語ってます。
「年上を敬う」のは礼儀として当然だと思います。
でも、無条件で敬うのは違うかと。
40代にもなって他人を罵倒することばっかりしてる人を、敬えますかね?
無理ですよね。なので敬える人に対して、こういった姿勢を持てば良いと思います。
けど何の努力もしてこなかった故に敬われた経験のないコンプレックスからか、こういった価値観を押し付けてくるのは”無能”な人に多いのですよね。
「年上を敬う」という価値観は、若者が持っていれば良いし、その価値観を年上が押し付けるのは「自分を敬ってほしい」という浅ましい気持ちが透けて出ており、正直キモいです。
年金制度は崩壊寸前です
なるべく高い年金をもらうために、出世したい!
→今や401K(確定拠出型年金)もあるように、年金は自己責任です。出世はいらない。
よく言われますが、年金はオワコンです。
年金制度は今やあるべきでない姿、いわゆるポンジースキームになってます。
ポンジースキームとは「投資家から集めたお金を運用せず、そのまま既存の投資家への返済に充てる」という状態で”投資ファンド”などの説明において、よく使われる言葉です。
年金制度に僕たちが期待するのは「自分が積み立てたお金を、65歳以上の老後に割増で受け取れる」というリターンなわけですが、今の実態は「積み立てたお金」がそのまま「他人への返済」に充てられているという状態。
つまり「65歳以上になったら、お金を増やして返します」という国を信頼して、僕たちがお金を預けているにもかかわらず、国は渡したお金を増やすことをせず、借金の返済に充ててるわけです。
しかも日本の人口は年々減っており、さらには少子高齢化社会(厚生労働省の見込みでは、2030年に65歳以上が3人に1人を占めるようです。やばすぎる。。。)ですから、年金制度の終わりは、完全に目に見えてます。
年金制度は「若者が高齢者の返済を担う」というシステム(ポンジースキーム)になった時点で、すでにオワコンだったのです。
出世にこだわった先輩リーマンのお話をします

新卒で入った会社で僕の教育係として、5年目の先輩にお世話になりました。
超頭がよく、コミュ力もとてつもなく(エンジニアの癖に、お客さんと仲良くなって新規の案件をとってきたりしてました)、控えめに言ってこれ以上優秀な人は見たことないレベルです。
でも、そんな人が今も会社で、僕の5分の1以下の収入で働き続けてます。
なお、僕は全然優秀でもないし、むしろミスが多い方です。
伝えたいことは、会社という組織で「出世」を目指すと、どれだけ優秀で成果を収めても、その対価としての給料には限界があるということです。
大事なのは、「どこで」「何をするか」だと思います。
会社で働く超優秀な先輩→収入30万で苦しそう
フリーランスでミスばかりの僕→収入200万円でストレスフリー
出世に目が眩んで、環境を間違えると、対価を得られません。
こういった話をすると「お金が全てじゃない」「お金より人生を楽しむことが大事」という反論が必ずあるのですが、そもそも的外れです。
「お金が全て」なんて言っていないし、僕もお金より楽しむこと優先派です。
全米2000万部売れた大ヒット著書『金持ち父さん』シリーズの中で、印象に残った一節があります。
「人生はお金が全てではない」これは完全に同意だが、私はこうも確信している。「お金は間違いなく人生を豊かにする」。
本音は「お金がない」より、「ある方がマシ」なはず。
出世より意味のあるモノ【答え:成長です】

そもそも、出世の価値って何ですかね?
「給料が上がる」とか「会社で尊敬される」とか「会社の方針に口出しできる」とかですか?
でもそれって、その会社から出たら、完全に無になる価値観で、終身雇用がなくなった今、重要度はかなり下がりました。
優先すべきはもっと本質的な「成長」じゃないですかね。
魚をもらうか?釣り方を覚えるか?
ちょっと面白い例があります。
『バビロン大富豪の教え』という著書の中で、このようなお話がありました。
これから無人島で生きようとする奴隷に「その日の魚を分け与えても」意味はない。いくら魚を与えようが、食べ尽くせば餓死してしまう。であれば「魚の釣り方を教えること」。これこそが大事なことだろう。
つまり、大事なのは「釣り方を覚える」という自己成長です。
逆に成長がなければ、他人に依存しなければ生きていけない、という状態ですね。
本質はいつも他者評価より、自分自身にあると思います。
まとめ:「出世」にとらわれず「成長」にとらわれろ
僕の好きなサッカー選手本田圭佑さんの名言に「成功に囚われるな。成長にとらわれろ」という言葉があります。
ちょっとパクりましたが、的をいていると思います。
「出世」より「成長」にとらわれましょう。
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