『キャッシュフロー・クワドランド』から学ぶべき言葉【厳選6つ】

キャッシュフロー・クワドランド

私が育った家は、高い教育を受けたEクワドラントの住人(従業員)の家庭だったから、教育の大切さ、雇用の保証、給付金システム、政府による年金プランなどに対する、従業員としての価値観を植え付けられていた。私の家族が持っていたこのような価値観のおかげで、クワドラントを替わることがとても難しくなっていた。私は家族や親戚からの警告や懸命の声、また企業家、投資家になることに対する彼らの批判の声を締め出さなければならなかった。私が締め出さなければならなかった価値観を表す言葉をいくつか次に上げてみる

「でも、何か仕事につかなくては行けない」

「あなたがやろうとしていることはリスクが大きすぎる」

「失敗したらどうするつもりだ」

「学校に戻って博士号を取った方がいい」

「医者になりなさい。そうすればお金が稼げる」

「金持ちは欲張りだ」

「あなたに取ってなぜお金がそんなに大事なのか」

「お金があっても幸せにはなれない」

「収入に見合った生き方をすればいい」

「安全第一だ。夢を追い求めるのはやめた方がいい」

 

「お金を作るのにお金は必要じゃない、学校ではお金について教えてくれない・・・それじゃ、一体何が必要なんですか?」私はよくそう聞かれる。

この質問に対する私の答えはこうだー

必要なのは。夢と強い決意、短期間で学ぼうとする意欲、そして神様から与えられた資産を適切に使う能力と、自分の収入をキャッシュフロー・クワドラントのどこから生み出したらいいか見極める能力だ。

 

私たちは今、安定した仕事につけるかどうかを心配している場合ではない。もっと心配しなければないないことが他にある。つまり、長い目で見た場合の経済的安定について真剣に考えなければならない時期に来ている。その責任は会社や政府に添加されるべきものではない。

 

自由は素晴らしい、中でも特に素晴らしいのは、自分の好きな生き方を選べる自由だ。1973年、26歳の時、私には両親が選んだ生き方をしたいと自分が思っていないことがわかっていた。収入の範囲内で質素に暮らす生き方、毎月の給料日をあてにしてなんとかやりくりする生き方はしたくなかった。そんな生き方では生きていることにならないと感じていた。両親にはその生き方が向いていたかもしれない。でも、自分には合わない。私にはそのことがわかっていた。

 

今の君は、夢を持ち続けることよりも生き延びることの方が心配なんだ。恐怖が君の情熱を吹き飛ばしてしまったんだな。先に進むために一番良い方法は、心の中の炎を燃やし続けることだよ。初めにやろうとしていたことをいつも忘れないようにするんだ。そうすればこの旅は楽になる。夢を失うことよりも自分自身のことを心配し始めると、恐怖が君の魂を蝕み始める。ビジネスを作るのは情熱だ。恐怖じゃない。君はここまで長い道のりを進んできた。もう少しじゃないか。今後ろを振り向いたりしてはダメだ。はじめにやろうとしたことを思い出し、心の中にその記憶をしっかり留め、炎を消さないようにするんだ。辞めるのはいつだってできる。それなら、なにも今辞めることはないじゃないか

 

お金の世界で自分のファーストトラックを見つける旅に出ようとしている人に私が花向けに送りたいのは、私が何か新しいことを学ぶときに金持ち父さんがかけてくれたのと同じ言葉だ。金持ち父さんは次のようにいって私を励ましてくれた。「失望させられる覚悟をしておけ」。金持ち父さんは弱気になることを勧めていたわけではない。この言葉には建設的な意味が込められている。金持ち父さんんお考え方はこうだった。もし失望を覚悟していれば、その失望を資産に変えるチャンスがある。大抵の人は失望を負債ーそれも長期の負債ーに変えてしまう。「あんなことはもう2度としない」とか「失望することくらいわかっていなきゃいけなかったんだ」などという人は、失望を長期のふさにしてしまった人だ。問題の中にチャンスが隠されているように、失望の中には計り知れない価値を持つ知恵が隠されている。