本記事ではこのような疑問に答えていく。

2020年、ついにサラリーマンを辞め、投資家兼ブロガーとして精進中の25歳。
投資歴7年、やっとのことでFX収入は月100万ほど。一応目標達成。
わりと赤裸々に、FXや投資関連のノウハウを毎日ブログにUPしている。
さて、今回の記事の内容はこんな感じ!
- NDD方式とDD方式の違いは「お金の流れ」
- 海外FX業者はNDD方式、国内FX業者はDD方式
- NDD方式は取引の透明性が高い、DD方式は不透明
FX業者のNDD方式とDD方式の違い
- NDD方式→トレーダーからの注文をそのままインターバンクに流す
- DD方式→トレーダーからの注文をFX業者のディーラーが処理する
たぶん、まだ分かりづらいので簡易的な図にしてみる。


DD方式のメリット・デメリット
先ほどの図の通り、DD方式ではトレーダーからの注文をFX業者のディーラーが仲介する。負けそうなトレードであればインターバンクに注文を流さずに、トレーダーが支払う負け分をそのままFX業者の利益にすることができる。
だからDD方式ではFX業者がトレーダーの注文に介在する。
- トレーダーの損がFX業者の利益となるため、意図的な操作がありえる
- ディーラーの裁量でスリッページや約定拒否、ストップ狩りなどがありえる
- スキャルピングや自動売買が禁止されている場合が多い
トレーダーとFX業者が利益相反になり、FX業者側がトレーダーが損をする方向に意図的な操作を加える場合がある。噂レベルの話ではなく、実際に約定拒否があったり、ストップ狩りがされる場合は少なくない。
- スプレッドがNDD方式と比べて小さい
NDD方式と比べてスプレッド狭いのがメリット。理由は上記の述べた通りで、DD方式ではディーラーの操作(俗に言う『呑み行為』)によって大きな利益を得ているから、スプレッドを極小にすることができる。
むしろ表面上はオトクに見える「極小スプレッド」で集客し、集客したトレーダーから吞み行為によって利益を得ているという見方もできる。
DD方式のFX業者一覧
DD方式は国内FX業者の多くが採用している方式だ。
例えば、下記業者。
- GMOクリック証券
- DMMFX
- FXブロードネット
- 外為どっとコム
- SBIFX
- YJFX
海外FX業者でもLAND-FXなど一部DD方式の業者がある。
NDD方式のメリット・デメリット
さきほどの図の通りで、NDD方式のFX業者はトレーダーからの注文をそのままインターバンクへ流す。※インターバンクについては「実際に為替取引ができる場所」くらいの理解でOK
だからNDD方式ではFX業者がトレーダーの注文に介在することは一切ない。
- DD方式に比べてスプレッドが広い
NDD方式ではFX業者がやる事は「取引の仲介」でしかないので、利益は「仲介手数料」のみとなる。よってDD方式のFX業者と比べてスプレッドが高くなる。
なお、FX業者における『手数料』にはワリと深い意味があり、詳細は下記記事をどうぞ。
- トレーダーの稼ぎ=FX業者の稼ぎなので、サービスが良い
- 注文がFX業者を仲介しないので、スリッページや約定拒否がない
- スキャルピングがほぼ許されている
NDD方式のFX業者の利益は「トレーダーの取引手数料」なので、トレーダーがたくさん取引をするほどFX業者の利益が増えることになる。よってトレーダーの利益=FX業者の利益という関係が成り立つわけだ。
だからトレーダーがたくさん利益を得られるように、NDD方式のFX業者は多くのサービスを提供しているワケだ。その最たる例が『ボーナスキャンペーン』である。
NDD方式のFX業者一覧
勘の良い人は分かっていると思うが、NDD方式は主に海外FX業者が採用している方式だ。
代表的なところだと次の3業者かと。
これらの業者は口座を作るだけで数万円もらえるボーナスキャンペーンを実施しているのだが、その理由はここにある。いやぁまったく初心者の当時はぼくもお世話になった。
ボーナスキャンペーンについては下記記事をどうぞ
【豆知識】NDD方式はさらに2つの分類がある

FX業者は上図のように分類されるので、、、厄介ですがNDD方式はさらに2分類され「STP方式」と「ECN方式」に区分けされる。
ECN方式は、トレーダーからの注文をそのままインターバンクへ流す方式。つまり先ほどのNDD方式の説明と同義だ。
トレーダーからの注文に対して、インターバンク内でオークションが自動的におこなわれ注文のマッチングが行われる。
但し、ECN方式では『注文の際にかかる手数料』が『固定の取引手数料+スプレッド』という二重に手数料がかかる仕組みになっている。
STP方式に比べてさらに透明性の高い方式だ。
NDD方式の中でもSTP方式はインターバンクではなく提携先の金融機関、業界ではLP(リクイディティプロバイダー)と呼ばれる金融機関に注文を流して、注文をマッチングさせる。
STP方式の『注文の際の手数料』は『スプレッド』のみで、ECN方式より若干スプレッドが広くなっている。
ECN方式とSTP方式はどっちがおすすめ?
- ECN方式:資金力があり、スキャルピングメインのトレーダー
- STP方式:少額資金からFXを始めたい、初心者トレーダー
大まかに上記区分けでOK。初心者であれば、NDDでSTP方式である、先ほどの3業者でOKだ。
FXのNDD方式とDD方式まとめ
最後に本記事の内容をサラッとまとめる
- 国内FXはDD方式、海外FXはNDD方式
- トレーダーにとってはNDD方式>>DD方式
- 透明性の高いNDD方式の海外FX業者を選ぼう
というわけで、今回は以上になる。
NDD方式とDD方式について理解していただいたと思う。
でも、ぶっちゃけまだまだ知識不足。
まだまだ学ぶべきことは膨大ですが、下記の第1STEPにて最初に学ぶべきことを3つのPOINTにギュッと詰め込み1つの記事にまとめた。
- 第1STEP:海外FXに必要な事前知識”3つ”を知る
- 第2STEP:海外FX業者を選定する
- 第3STEP:海外FX業者に口座開設をする
もしやる気があるなら、見て損はしない記事。
「千里の道も一歩から」という言葉がありますが、最初はつらいけど、頑張ると見えてくるものがあるので、自分の固い意志のある方は是非読んでみていただけると嬉しい。