【まとめ】『金持ち父さんの投資ガイド』【現役投資家が4つのポイント抜粋】

本日は、あまりにも有名な「金持ち父さん 貧乏父さん」シリーズの中から「金持ち父さんの投資ガイド 上級編」という著書を引っ張り出してきました。

投資歴7年のペーペーとして、いくつか原点に立ち返る部分もあり、欠かせないポイントのみ抜粋してまとめてみます^^。

90対10の謎

「80対20の法則」という言葉を耳にしたことのある人は多いと思う。これは、努力の20%から成果の80%が得られるという物だ。イタリアの経済学者ヴィルフレード・パレートが1897年に考え出したこの法則は「最小努力の法則」と呼ばれている。

金持ち父さんは80対20の法則がほぼ全ての分野における成功にあてはまると思っていた。ただ一つの例外は金銭的な成功だった。お金に関して金持ち父さんが信じていたのは「90対10の法則」だった。

金持ち父さんは10%の人間が90%の富を独占していることに気づいた。

〜最近のウォールストリートジャーナルに、この考えを裏付ける記事が出た。そこには、アメリカの企業の株式の90%が、人口のわずか10%の人々によって所有されていると書かれている。

本書では、この10%に属する投資家がどうやって90%の富を得たか。そして、あなたが同じことをできるようになるにはどうしたらいいかについてお話しする。

金持ち父さんが語る、金持ちになるための唯一無二の方法

もし90対10の謎をとき、10%の人間の一人になりたかったら、両方のタイプの投資家になる必要がある。

つまり、資産を買う方法を知っている人間になると同時に、資産を作り出す方法を知っている人間になる必要がある。一般的にいって、平均的な投資家は投資に二つのプロセスがあることに気がついていない。

それに、どちらのプロセスも得意じゃないんだ。ふつう、平均的な投資家は、きちんと書かれたプランさえ持っていない。

全ての人が金持ちになる才能を持っている、しかしほとんどの人が金持ちになれない

多くの人は、夢にもみたことのないほど自分を金持ちにしてくれるかもしれないアイディアを持っている。

問題は、たいていの人が、自分のアイディアをもとにビジネスを構築する方法を教えられていないことだ。だから、そういう人のアイディアの多くは決して形にならないし、一人歩きもできない。

もしきみが90%のお金を儲ける10%の人間になりたいと思っているなら、自分の創造的なアイディアをもとに、しっかりとした構造を持つビジネスを組み立てる方法を知る必要がある。

〜金持ち投資家がどんどん金持ちになれる大きな理由の一つは、別の資産を買ってくれる資産を作り出す方法を知っているだけでなく、自分のアイディアを何百万ドル、何十億ドルに変える方法を知っていることだ。平均的な投資家は、たとえ素晴らしいアイディアを持っていたとしても、それを別の資産を買ってくれる資産に変える技術を持っていない。

「そんなことできない」と否定する人々こそが最大の障害

アイディアを資産に変える方法を教えてくれる時、金持ち父さんはよくこういった。

「君が自分のアイディを富に変えようとし始めると、たくさんの人が「君にはそんなことできない」といってくるだろう。君の素晴らしいアイディアを殺す最大の敵は、考えが狭く、限られた想像力しか持っていない、そういう人たちだ」

金持ち父さんは、なぜ人が「あなたにはそんなことはできない」と言いたがるのか。その理由を2つあげた。

1.たとえ人が「あなたにはできない」といっていることを既にあなたがやっていたとしても、彼らは「あなたにはできない」と言う。その理由はあなたにそれができないからでなく、彼らにできないからだ。

2.彼らにはあなたがやっていることが見えない。だから「あなたにはそんなことできない」と言う。