本記事ではこのような方向けの内容です。
こんにちは。Jonです。
かつて、YouTube依存で1日10時間観る日も珍しくなかったです。
振り返ると、人生が危ないところでした。
でも試行錯誤し、解決しました。
どうしてもYouTubeを観続けちゃう、、、といった方は参考にしてみてください
※他の動画サービス(AbemaやVimeoなど)にも応用できたりする内容です。
- なぜ、YouTubeに依存してしまうのか
- YouTubeを観る習慣をやめられない人の末路
- YouTube依存から脱出する3つの方法
なぜ、YouTubeに依存してしまうのか【やめられない4つの秘密】
YouTubeの依存性はテレビ以上です。
これは、2019年のアメリカの論文『Survey: YouTube More Popular Than Live TV』によってデータが取られています。
「テレビなんて観ないよ」という若者も多いですが、結局はテレビ→YouTubeへ人々の習慣が移っただけだと思います。
テレビ=時間の無駄、という考えが世の中にわりと浸透してきてますが、そうであるならばYouTube=時間の無駄、でもあると思います。そしてYouTubeの依存性は高く、テレビより危険です。
YouTubeの依存性を高める4つの罠
- ①:おすすめ動画の罠
- ②:自由度の罠
- ③:コンプライアンスの罠
- ④:有名人の罠
個人的に最も危険だと思うのが、この「おすすめ動画」機能です。
PC版であれば動画の右側に、スマホ版では動画の下側にいくつか「おすすめ動画」が表示されますよね。
おすすめ動画を表示するアルゴリズムは非公開ですが、そもそもユーザービリティ向上のための機能であり、設計思想としては「ユーザーに長くYouTubeを使ってもらう」ことを目的にしていますので、言い換えれば「依存性」を助長する機能でもあります。
こういった状態になった時「観ない」という選択肢をとれる人はかなり少ないと思います。
想像してみてください。奥さんはあなたが「ハンバーグ大好き」なことを知っています。その情報をもとに、奥さんが黒毛和牛を使ったハンバーグや、本場フランスのチーズハンバーグを「作ろうか?」と、あなたにおすすめしてくるわけです。もちろん、無料で。食べたい気持ちになりませんか?
こんな感じで、的確にあなたの趣味嗜好に合わせた動画が「おすすめ動画」に表示されます。
- 200万再生されてる→権威性
- 今見逃したら、もう見れないかも→希少性
権威性は「偉い人の言ってることだから正しいと錯覚してしまう」ことです。
ホリエモンの言っていることだから正しい、親の言っていることだから正しい、ハーバード大学が出した論文だから正しい、こういった見方です。でも、ホリエモンについて知らなければ、彼はただの小太りのおっさんですよね。しかし、多くの人は「ただの小太りのおっさん」を信じてしまうわけです。それは”ホリエモン”というブランドにある権威性なわけです。
そしてYouTubeの場合は「多くの人に見られている動画だから、楽しいと勘違いしてしまう」という感じですかね。
希少性は「もったいなから、行動しないと損をすると錯覚してしまう」ことです。
イメージしてみてください。服屋で1着、買いたい服があるとします。デザインは自分好みでしたが値段が1万円でちょっと高め、そして諦めようとしたときに店員さんから声をかけられます。「実は、その服はエルメス専属のデザイナーがオープン10周年記念に特別にデザインしてくれたものなんです。本来10万円なのですが、デザイナーさんの意向で値下げしておりまして、その都合で10着しか売っていなかったんですが、すぐ売れてしまって。。。実はそれが最後の1着なんです。」
どうでしょうか?先ほどより買いたい気持ちが湧いてきませんか?
YouTubeの場合は「今はおすすめ動画に上がっているけど、今見逃したら、もう表示されなくなって、見れなくなるかもよ?だから、見なきゃもったいない」という感じです。
加えてYouTubeにあってテレビにないのが「自由度」です。
ここで指す自由度とは、時間と場所の自由度のことです。
具体的には、次のような感じですね。
時間の自由度
- テレビ:観たい番組があっても、番組表の時間通りにしか観れない
- YouTube:観たい動画があれば、検索するだけで今すぐ観れる
場所の自由度
- テレビ:テレビモニターと、公共電波がないと観れない
- YouTube:スマホ1台で、ネット環境があれば観れる
こんな感じで圧倒的に自由度が異なります。出勤中だろうが、お昼休み中だろうが、勤務中だろうが観れてしまうのがYouTubeの凄さであり、危険さでもあるわけです。
テレビ界には法律とは別の独自ルール「コンプライアンス」があります。
昔の番組では、女性の胸を出したり、アニメだと血を演出したりは日常茶飯事だったわけですが、今時は禁止されてますね。倫理的に不適切な番組なども放映されませんよね。
一方でYouTubeはそういった決まりがありません、某芸能人の不倫事件後も「例の障害者用トイレで踊ってみた」などの動画がありましたが、こんなもんテレビでできませんよね。
要するに、「テレビではできないことがYouTubeではできる」んですよね。
そして逆に「YouTubeにできないけどテレビにできること」はほぼないです(コンテンツ的な意味でね)。
YouTube黎明期は「YouTubeの有名人」と「テレビの有名人」の間には、明確な壁があったように思います。
だからこそ「有名人を見るならテレビ」だったわけですが、今や「有名人もYouTubeで見れる時代」になっちゃいました。大御所芸人の方もYouTubeを始めてますよね。最近だと下記でしょうか。
- とんねるずの石橋貴明さん
- 江頭2:50さん
- 千原ジュニアさん
逆にヒカキンさんが地上波のテレビ(ダウンタウンDXとか)にも出ており、YouTube→テレビという道も開かれてきてます。
「テレビの有名人を見たい」というニーズすら、YouTubeは満たすようになってきたのですね。
YouTubeを観る習慣をやめられない人の末路
このままYouTube漬けの毎日を送った末路は「夢を諦めたオヤジ」ですかね。
今の時代に置き換えると、「仕事から帰ってきて、酒飲みながらテレビを見て1日を過ごす尊敬できない父親」みたいな感じですかね。
このままだとあなたの未来像は、こうなるんじゃないでしょうか。
習慣をやめるのはキツく、続けるのは楽なので、このまま楽な道を辿ると、会社に行くだけの無気力なオヤジになりそうですね。
毎日YouTubeを観ると1年で720時間損する
毎日2時間YouTubeを見ると、1年で720時間YouTubeに費やすことになりますね。
毎日3時間なら、1080時間。毎日4時間なら1440時間です。
「1万時間の法則」とは、ある分野で成功し1流になるまでには1万時間の鍛錬が必要になるということを示す言葉です。
もし、毎日3時間YouTubeを見ると、10年で1万時間を突破しますね。
これは「YouTubeのプロ」になれるという話ではなく「堕落のプロ」になるという話です。みなさんも「堕落のプロ」にはなりたくないはず。
ですが、この3時間を別のことに費やすとどうなるでしょうか。
「ピアノのプロ」にもなれるし、「お金稼ぎのプロ」にもなれるし、「恋愛のプロ」にもなれます。それもこのYouTubeの時間を別の時間に変えるだけで、です。「堕落のプロ」とこれら、どちらがマシでしょうかね?
少し、この「YouTubeを観る」習慣をやめたくなったのではないでしょうか?
YouTube依存から脱出する3つの方法
結論、YouTube依存から脱出するために、次の3つの方法をおすすめします。
- 閲覧履歴と検索履歴を削除する【おすすめ動画が表示されない】
- アカウントを分ける【娯楽用と勉強用に分ける】
- 端末に制限をかける【スマホ/PCのやり方紹介】
閲覧履歴と検索履歴を削除する【おすすめ動画が表示されない】
YouTubeの依存性を高めるいちばんの要因に「おすすめ動画」をあげましたが、閲覧履歴と検索履歴を削除することで、「おすすめ動画」が表示されなくなります。
ほとんど手間がかからないので、「おすすめ動画」を観るのが当たり前になっている方は、やってみてください。
アカウントを分ける【娯楽用と勉強用に分ける】
多分「YouTubeで勉強することもある」といった方もいるはず。
そういった人は、アカウントを分けるのがおすすめ。
「勉強の時に、横に娯楽動画が表示されて気が散る」という状態はよくあると思うのですが、アカウントを分ければ簡単に問題解決できますよ。
新しいGoogleアカウントを作るだけなので、ほぼ手間もかかりません。
端末に制限をかける【スマホ/PCのやり方紹介】
いちばんおすすめの方法です。
各端末でのやり方を紹介します。
- iPhone:デフォルトの「スクリーンタイム」機能を使う
- Android:「使いすぎストップ」アプリを使う
- PC:お使いのブラウザでURLをブロックする
完全にYouTubeをブロックしたい!という方は、上記の方法がベストです。
PCの場合はChromeなら拡張機能の「SiteBlock」、IEなら「インターネットオプション」の設定からURL指定でブロックできます。
家のネットワークごとブロックするなら(お子さんとか奥さんのインターネット制限も同時にできちゃう)、ルータに設定をするのがおすすめです。市販のバッファローのルータでも設定できるし、専門的なとこだとファイアウォールを買ったり。
ともあれ、こんな感じで、いくらでもYouTubeへのアクセスを制限する方法はあります。
元ネットワーク系エンジニアだった故、そこはかなり詳しいのでご質問等あれば、コメント欄でどうぞ^o^
まとめ:YouTubeを観る習慣はやめよう
さいごに、本記事の内容をおさらいしましょう。
- YouTubeを見続けた末路は「夢を諦めたオヤジ」です
- 1万時間、別のことに使った方がいいよ
- 習慣をやめる3つの方法を使いましょう
というわけで、本記事は以上になります。
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