本記事ではこのような疑問に答えていく。
2020年、ついにサラリーマンを辞め、投資家兼ブロガーとして精進中の25歳。
投資歴7年、やっとのことでFX収入は月100万ほど。一応目標達成。
わりと赤裸々に、FXや投資関連のノウハウを毎日ブログにUPしている。
さて、今回の記事の内容はこんな感じ!
- 証拠金=『FX取引をする際の担保となるお金』の事
- 100万円入金し、レバレッジ10倍なら証拠金は1000万円
- 【重要】『有効証拠金』と『必要証拠金』と『証拠金維持率』
海外FXにおける証拠金とは
- 証拠金=FX取引に使う担保となるお金
- 入金額10万円であれば、保有する証拠金は10万円です
上記のように証拠金とは『FX取引の際に担保となるお金』の事。
「いや、意味わからないんだけど…?」
という声もあると思うので、さらに分かりやすく説明していく。
なぜ「証拠金」という言葉が作られたか?
結論から言うとFXにレバレッジという概念があるため『証拠金』という言葉が作られた。
レバレッジとは10万円しか手元になくても、これに倍率をかけて100万円や1000万円のFX取引ができる仕組みのこと。つまり、実際に手元には10万円しかないのに、100万円の買い物ができるというわけだ。
この『100万円分の買い物』をするために必要となる金額が証拠金だ。10万円現金を用意すれば、それを担保に100万円分まで買い物をさせてくれる。このときの『10万円』が証拠金というわけだ。
証拠金が実際に使われる場面3つ
『証拠金』が取引で使われるパターンは次の3つに大別される。
- 有効証拠金:現在保有している証拠金
- 必要証拠金:取引をするために必要な証拠金
- 証拠金維持率:必要証拠金に対する有効証拠金の割合
言葉にしてみて気づいたけど、めちゃくちゃわかりづらい。
とゆーことでまた例を挙げて説明していく。
例で説明①!『有効証拠金』とは?
有効証拠金とは現在保有している証拠金のことであり、次のように計算できる。
- 有効証拠金 = 証拠金 – 含み損 or 証拠金 + 含み益
例えば下記のような場合はどうなるかお分かりだろうか?
入金額:10万円
保有ポジション:USD/JPY 10万通貨
含み損益:-2万円
この時の有効証拠金は8万円(入金額10万円 – 含み損2万円)となる。
このように証拠金から含み損益を差し引いたものが有効証拠金だ。
例で説明②!『必要証拠金』とは?
必要証拠金は取引をするために必要な証拠金のことだ。
この計算方法はFX業者のレバレッジごとに異なる。
例えば、100万円分の米ドルを買いたいとき、何円の証拠金が必要かというと次のようになる。
レバレッジ1000倍の場合:1000円必要(1000円×1000倍=100万円)
レバレッジ100倍の場合:1万円必要(1万円×100倍=100万円)
レバレッジ25倍の場合:4万円必要(4万円×25倍=100万円)
このようにある一定額の取引をするために必要となる証拠金額のことを『必要証拠金』と呼ぶ。
広く知られている通り、国内FXの最大レバレッジは法律で25倍と定められている。
一方で海外FXの最大レバレッジは制限がなく100~3000倍までピンキリだ。
つまり、海外FXの方が国内FXより、少ない資金で大きな取引ができるということになる。レバレッジについての詳細は下記記事をどうぞ。
例で説明③!『証拠金維持率』とは?
証拠金維持率とは必要証拠金に対する有効証拠金の割合で、次のように計算できる。
- 証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100
では、これまでの知識を総動員して次の場合を考えてみよう。
※仮にドル円レート=100円とおく。
レバレッジ:100倍
証拠金:10万円
保有ポジション:ドル円1万通貨
含み損益:-2万円
上記の場合、有効証拠金、必要証拠金、証拠金維持率は下記のようになる。
- 有効証拠金:8万円(証拠金10万円 – 含み損2万円)
- 必要証拠金:1万円(ドル円1万通貨でレバレッジ100倍のため)
- 証拠金維持率:800%(有効証拠金8万円 ÷ 必要証拠金1万円 × 100)
この証拠金維持率が一定の割合以下になった場合、取引が強制的にクローズされる。
これが俗に言う『強制ロスカット』だ。
FXにおいて基本的に、「強制ロスカット=悪い事」なので、証拠金管理は取引をする前に考えておかねばならばい重要なポイントだ。
なお、強制ロスカットとなる証拠金維持率はFX業者によって異なる。
主要FX業者については記事後半でこの数字を載せているので、参考にしてほしい。
1つの取引ごとに上記の計算をするのはめんどくさい(とゆーより、上記計算は極限までわかりやすくしたもの。実際の為替レートは少数表記だし、スプレッドや手数料など細かい数字が入るため、もっと計算は複雑)。
なので、簡単に証拠金周りを計算するツールをいくつか紹介しておく。
実際の計算にはこれらのツールが必須なので、どこかにメモしておくなり、お気に入り登録しておくことをおすすめする。
海外FX業者を選ぶ際に見ておくべきポイント1つ
- 証拠金維持率は何%かを必ずチェックしておくべき。
記事内で上述した通り、強制ロスカットとなる証拠金維持率についてはかならずFX業者を選ぶ際に確認してほしい。
そこで、海外FX業者、国内FX業者それぞれ主要3業者の証拠金維持率の設定を記載しておく。
- 外為どっとコム:100%
- DMM.com:60%
- GMOクリック証券:50%
強制ロスカットを嫌うのであれば証拠金維持率は低ければ低いほど良いので、上記を参考にしてもらえたら嬉しい。
なんというか、全体的に海外FXの方が低めな理由は単純にレバレッジが大きいからという感じの認識でOK。
海外FXにおける証拠金【3行でおさらい】
とゆーわけで、最後に本記事の内容をサラッと3行でおさらいしておく。
- 証拠金はFX取引の際に使う担保の事
- 『有効証拠金』『必要証拠金』『証拠金維持率』だけ覚えればOK
- 海外FX業者選びの際は『証拠金維持率』をチェックしよう!
では、本記事は以上となる。
本記事では証拠金について理解していただいた。
がしかし、これだけではFXで稼ぐことはできない。
野球を始めるためにはまずバットとグローブ、そして球が必要になる。この3つのうち、あなたはまだ1つたりとも手にしていない。既にFXを始めている方だとしても、おそらく勝ててはいない方がほとんどではないか。それは当然だ。なぜなら、基本の3つの準備すらできていないからに違いない。
「俺なら勝てる」と、がむしゃらにFXを始めても、負けて、生活費を使い果たす末路となるだろう。それどころか、FXのギャンブル性に嵌まりこれまで順調だった人生を180度狂わせるかもしれない。
本サイトでは海外FXを始めるロードマップを3STEPで解説している。
この3STEPを踏み、正しい知識を身に着けていけば必ず、勝てるようになる。保証する。
但し、ただ記事を読めばいいだけではない。実践し、努力すること。これを約束できる方だけ、読み進めてほしい。
実践しない知識だけを身に着けても時間のムダ、努力するつもりがないのであれば、ブラウザバックしてほしい。
その本が破れるほど、ご飯の時にも本を片手に勉強し、眠い目をこすりながらもページをめくり、机の上で本と一緒に寝落ちして、次の朝にはまた本を片手にご飯を食べる。東京大学合格の裏には血のにじむような努力があるわけだ。
努力は最初はきついが、実った先には家族の喜ぶ顔、達成感、そしてこれまでに持てなかった自分への自信が待っている。
特にFXで成功できれば、なにより莫大なお金が手に入るわけだ。
人生を失敗したくない人、努力できる人は是非読み進めてもらいたい。
- 第1STEP:海外FXに必要な事前知識”3つ”を知る
- 第2STEP:海外FX業者を選定する
- 第3STEP:海外FX業者に口座開設をする
もし、ここでやめればあなたは数分の時間を失っただけ。
でも、もし覚悟を決めて読み進めたら?
10年後の自分に、今どうすべきか問いかけてもらえば幸いだ。