本記事ではこのような疑問に答えていく。

2020年、ついにサラリーマンを辞め、投資家兼ブロガーとして精進中の25歳。
投資歴7年、やっとのことでFX収入は月100万ほど。一応目標達成。
わりと赤裸々に、FXや投資関連のノウハウを毎日ブログにUPしている。
さて、今回の記事の内容はこんな感じ!
- 初心者はMT4一択です【圧倒的差がある】
- MT5は普及率が悪い上、使いづらい
- cTraderは異色【MT4/MT5とは目的が違う】
海外FXにおけるMT4/MT5とは

- 両方ともロシアのMetaQuotes(メタクオーツ)社が開発元
- 2005年にMT4、2016年に次世代版のMT5がリリース
- 2020年4月現在、圧倒的にMT4が人気
ロシアのMetaQuotes(メタクオーツ)社が開発元
MT4もMT5も同一会社によってつくられた取引プラットフォーム。名前が似ているのもそのためだ。
- MT4→2005年リリース
- MT5→2016年リリース(MT4の次世代版)
MT5のメリット
- 時間足が21種類(MT4は9種類)
- アプリ動作がMT4より速い
- ちょくちょくアップデート有り(MT4はもうない)
アプリ備え付けの機能面だけで言うとMT4よりMT5の方が優秀。
けどこれは当たり前。だってMT5がMT4の次世代プラットフォームとして開発されているのだから。
問題はアプリとしての速度より、実際にトレードをする上でどちらが優秀なのか?ということ。
その答えは、MT4となる。
MT4のメリット
- カスタムインジケータの量がMT5よりわりと多い
- EAの種類がMT5より圧倒的に多い
- ほぼ全ての海外FX業者に対応(MT5は最大手のみ)
まず重要な事は、裁量取引をする際に用いるカスタムインジケータの数がMT4の方が多い、ということ。また、EAの数も圧倒的にMT4が豊富だ。
「MT4のインジケータとEAをそのまま流用できないの?」
という疑問があがるが、次の3つの理由でそれはできない。
- MT4とMT5ではプログラミング言語が違う
※MT4→MQL4、MT5→MQL5 - プログラミング言語が違うのでMT4とMT5は互換性がない
- MQL4よりMQL5が圧倒的にムズカシイ言語で開発が遅れてる
もちろん、時間が経ち開発が進めばいずれMT5がMT4を追い越すときも来ると思う。
けれども、現状はMT5のインジケータやEAの開発が進んでいないため、MT4の方が優秀ということだ。
MT4とMT5どっちが優秀?という論争は現状MT4に軍配が上がるかと。
XMやTradeViewといった最大手業者ではMT4とMT5どちらも使える場合があるけれども、現在は迷ったらMT4を利用すればOKだ。
海外FXにおけるcTraderとは

まず、cTraderはMT4/MT5とは別ものだと思ってほしい。
- 2011年にイギリスのSpotware Systemsが開発した取引プラットフォーム
- ECN口座専用の取引プラットフォームです
- 対応業者が超少ないです
MT4/MT5とは開発元が違う
少し先ほどの復習も入るけれど、各プラットフォームの開発元が違う。
- MT4/MT5→ロシアのMetaQuatoes社
- cTrader→イギリスのSpotware Systems社
とゆーわけでcTraderはアプリの仕様から使い勝手まで、MT4/MT5とは全く異なるものになっている。
cTraderはECN口座専用です
海外FX業者のほとんどが「NDD方式のSTP/ENC口座である」ということは以前、下記記事でも解説した。※かいつまんで言うと「取引の透明性が高く、業者側による不正が行われにくい」方式ということ。
cTraderはその中でもECN口座専用のプラットフォームとして開発された。
cTraderのメリット
- 板情報がデフォルトで閲覧可能
- MT4/MT5より日本語対応が優れており、使いやすい
- 複数ポジションを完全同時に決済できる
板情報は『ある価格における注文量』を見ることができるのだが、これは正直めちゃくちゃ優秀で、注文売買の大きな目安として使える。

上図だと、106.55では売りの傾向が強く、106.56に買いが集中していることが分かるだろう。
→上図右上の「決済」ボタンでワンクリックで同時決済が可能だ。
相関両建てによるスワップ利益を長期で狙ったり、複数ポジを持つ手法であれば、この機能は相当役立つ。
実際にぼくもアービトラージの決済の際、6ポジションを同時決済したかったのだがMT4だったためできなかったので少し苦労した※但し、MT4でもEA(『OneClickClose』など)を用いて擬似的に同時決済をする方法もある
とはいえ、デフォルトで同時決済機能がついているのはかなりありがたい。
これは完全に個人的な感想なので、参考にしないでほしい笑
というのは僕的にはMT4/MT5の見た目より、圧倒的にcTraderが好き。
配色、ウィジェットの配置箇所、フォントとサイズ、アイコン、なんというか…上質な高級感がありつつ、使いやすさを損なっていない絶妙なバランスのデザインが好きなのだ。
スミマセン、参考にならないので無視していただければと思う…
【デメリット1】インジケータ・EAが少ない
上記のようなメリットもあるが、ぼくはcTraderはほぼほぼ使っていない。
まずデメリットの1つ目が、インジケータとEAが少ないこと。自動売買しないためEAは正直どうでもいいが、インジケータが少ないのが決定的な弱点。
特にぼくのように様々なインジケータを用いて手法検証をしたい場合、どうしてもMT4の方が便利なのだ。
【デメリット2】対応業者が少ない
そしてデメリット2つ目。ぼくがメイン口座としてるXMではそもそもcTraderが実装されていない。XMは超大手だけどcTraderがないことから分かるように、cTraderのある業者は本当に少ない。
- TradeView
- AXIORY
- FXPRO
海外FXの良さの一つに「一つのプラットフォームに複数業者をまたいで全口座を集約できて便利」という強みがあるが、cTraderは採用している業者数が少なすぎて、これができない。
スキャル一本で取引をする場合はcTraderで十分、というよりMT4より優れているけれど、それ以外であればMT4の利便性と多機能性を優先すべきだろう。
つまり、使いたくてもそもそも使えない、というのがcTrader最大の弱点である。
海外FX取引プラットフォームおさらい(MT4/MT5/cTrader)
とゆーわけで、最後に本記事の内容をサラッとおさらいしておく。
- MT4→初心者向け。最も人気が高く、EAやインジケータが豊富
- MT5→今のところ、使うメリットなし
- cTrader→ECN口座専用。まだまだ普及率が低い
本記事は以上となる。
さて、ここまで取引プラットフォームの違いを理解していただき、初心者であればMT4が便利かつ使いやすいことが分かっていただいたと思う。
「でも、実際にどの業者であればMT4が使えるの?」
このような疑問を持っている方もいると思い、最後にMT4の使えるおすすめ海外FX業者を3つ、紹介しておく。億トレーダー以上であれば、どれも必ず使っている業者だ。
この3業者であれば、どこも大差ないので全部口座開設しておくべき。
- XM:圧倒的な最大手です。口座開設すると3000円貰えます。
- GEMFOREX:口座開設で3万くらい貰えます※期間限定なのでお早めに
- is6com:口座開設で3万くらい貰えます※期間限定なのでお早めに
ともあれ口座開設はめんどくさいけど、10分程度で終わるもの。多分100人中90人はここで脱落するので、頑張ってこの壁を乗り越えてみていただけたらと思う。