本記事ではこのような疑問に答えていきます。
6ヶ月3すくみトレードをやってみた結果
月利10%で話題になる「3すくみトレード」、実際に半年やってみた結果を公開します。
-10086円
+39928円
+96624円
+153741円
+218656円
+273472円
最終的に50万円が86万8216円になり、出金
2019年10月からスタートし、2020年5月1日に出金申請をしたのち、5月5日に銀行口座に振り込まれました。入金時の50万円が86万8216円になりました。
これが、約半年FXSuitの3すくみトレードをやってみた結果です。結果としては、売り込み通り月利10%であり、出金に手数料もかからず、無事に稼ぐことができました。
では、経験はこのくらいにして、ここからはFXSuitというFX業者を徹底的に調査して分かったことを実際に使ってみての使用感と交えてお話ししていきます。
FXSuitというFX業者について
FX業者としての、基本スペックは下記になります。
- 海外のFX業者(住所はバミューダ)
- 金融ラインセンスの取得なし
- 最大レバレッジ500倍
- 追証なしのゼロカットシステム
- 取引プラットフォームはMT4
- スプレッドは一般的なFX業者と大差なし
特別、基本スペックの高い業者でもありません。XMのように金融ライセンスに裏付けられた信用力も、is6comの豪華ボーナスのようなサービス力も、特にありません。
あ、Googleマップで住所を調べてみたところ、建物はなかなかキレイでした^^
※日本の金融庁が公表していた登録住所なので、本当にここにオフィスがあるかどうかは、分かりませんが。。。
さて、ここからが本題。
なぜ、FXSuitはネット上でこんなに話題になり、「めちゃくちゃ良い!」「いや、絶対に手を出すな!」と意見が二分されているのか。
重要なポイントを整理して、紹介します。
Pointは下記の4つです。
- ①:「月利10%の3すくみトレード」目的で利用するトレーダーが99%です
- ②:数名の億トレーダーたちが、FXSuitをオススメしています
- ③:会社名は「Salvax Limited」です。「FXSuit」はFX業者としてのブランド名
- ④:過去の大規模詐欺「サタンプロジェクト」との関連性が疑われています
月利10%の”3すくみトレード”について
“3すくみトレード”とは先ほど結果を載せた、半年で50万円→86万円となった、FXSuit独自の「トレード手法」です。
シンプルにやり方を解説します。
※ここでは、FXSuitを推奨するわけでもないので、細かいlot計算等のやり方は割愛します。
- 1.売り「EURUSD」、売り「USDJPY」、買い「EURJPY」のポジションを持つ
- 2.あとは、ただ放置する
そう、めちゃくちゃ簡単なのです。「ポジションを持って放置するだけ」というFX経験ゼロでもできる簡易性に加えて、月利10%という爆利を得られるのが、FXSuitが爆発的に話題になっている理由です。
つまり、異常とも言える投資効率をFX初心者であろうと、小学生だろうと実現できるところが、FXSuitの3すくみトレード最大の魅力です。
数名の億トレーダーたちが、FXSuitを宣伝
(2020年9月2日現在)最大の広告等である「saekinomae」氏のTwitterアカウントが凍結されていました。個人的に、非常に不吉です。
Twitter上では、数名の億FXトレーダーたちによるFXSuitアゲが行われています。
Saekinomae氏はFXSuitの、”ある意味”広告塔的立場。「FXSuitがイベントに参加します!」とか「FXSuitのCMが決まりました」とか、公式的立場のツイートをされています。「FXSuitといえば、この人」というレベルのトレーダーであり、良くも悪くもFXSuitを語る上で欠かせない人物であることに間違いありません。
アキラ氏は「自称FXランキング1位」のFXトレーダー。2019年ごろから「俺の言った通りにトレードした人を、億トレーダーにする!」と豪語してましたが、結果として一人も成功していません。しかしアキラ氏はエンタメ性が非常に高く(数億円溶かしたツイートとか、女性に振られたツイートなどをする)、それでも付いていくフォロワーが一定数います。過去には、ZOZOの某社長と同じく「お金配り企画」をしてます(ここは、「なぜFXSuitが危険なのか」をお話しする際に、非常に重要なポイントになるので覚えておいてください。)
Nishino Shogo氏は株式会社ゴゴジャンが運営するFX専門サイト「GogoJungle」にて、FXに関する連載を行なっていました。いわゆる「先出しトレード」の配信をされており、恐るべき勝率だった(私たちからすると、そう見えた)ことで有名です。2019年後半には非常に勢いがありましたが、今はTwitterも人気も尻すぼみです。彼が運営しているクローズドコミュニティは、Nishino氏自身のお粗末な運営(質問にも答えない上、発信自体が半年に一度もない)により、墓場状態となっています。※なぜクローズドコミュニティの様子を僕が知っているかというと、僕もそのコミュニティに入っていたからです笑
他にも数名がFXSuitを紹介されていますが、メインとしてこの3人を取り上げました。ちなみに、彼ら全員「中身があるかどうか」は不明です。FXSuitが架空の人物を作り上げている可能性も否定できないというわけです。
なお、彼ら全員マーケティングがバカほどうまいです。セールスコピーも魅力的で「なんか、3すくみトレードやりたいな」という気にさせられます。余裕資金のない人は、彼らのツイートはあんまりみない方が良いかもです。
会社名「Salvax Limited」について
「FXSuit」というのはブランド名で、実際は「Salvax Limited」によって運営されているFX業者になります。しかし、これは海外FX業者では、よくあることです。
みなさんが知ってる「XM」なんかも、実はブランド名です。
・XM → 運営会社はTradexfin Limited
・GEMFOREX → 運営会社はGEM GROUP NZ LIMITED
・fxgt → 運営会社は360 Degrees Markets Ltd
しかし、”FXSuitがブランド名”という事実が「FXSuitが、なぜ危険なのか?」というアブナイ話につながってきます。ここからは、そのアブナイお話についてです。
FXSuitと大規模詐欺「サタンプロジェクト」の関連性
過去に、日本のFX界隈を賑わせた、大規模詐欺事件がありました。数千人ものFX初心者が騙された事件です。あらましだけザッと説明します。
“サタン”という人物がTwitter上で「FXで稼いだ」とアピールし、数十億入った通帳などの証拠を見せつつ、知名度を高める
↓
さらに「お金配り企画」をして、大量のフォロワーを集める
↓
「自分と全く同じトレードができる」という”コピートレード”をフォロワーに進める
↓
最初のころは「完全放置」で実際に稼げる。Twitter上で「稼いだ!」報告を流してもらい、さらに集客
↓
充分に人が集まったところで、強制ロスカット。コピートレード参加者”全員”が全て資金を失う
↓
サタン氏はアカウントを削除し、逃亡
最初から全て仕組まれていたのであれば、あまりにも手口が巧妙な詐欺ですよね。自称億トレーダーのサタンさんのLINEグループには4000人以上のメンバーがいたようなので、少なくともそれ以上の人間が、騙されているわけですから。
しかし、最も大事なことは、一連の詐欺事件でいったい誰が得をしたのか?ということです。
さてさて、上記の「サタンプロジェクト」で得をしたのは誰でしょうか?考えられるのは、2つです。
- ①:サタン氏→FX業者からの「顧客紹介報酬」
- ②:FX業者→多くの顧客が入金し、顧客の損失がそのまま利益になる
サタン氏は「FX業者からの紹介報酬はもらっていない」と仰ってましたが、これを真実と捉えることは、難しいでしょう。騙した張本人の発言ですからね。
そして、もう一つは「サタン氏がFX業者とつながっており、最終的にFX業者の利益になるよう仕組まれていた」という可能性です。つまり、本当の首謀者はFX業者というパターンです。ではこのとき、サタン氏が勧めていたFX業者はどこか?それが「IronFX」でした。しかし、それはブランド名。実際の運営は「Salvax Limited」です。
…Salvax Limited?そう、上述した「FXSuit」の運営会社「Salvax Limited」こそが、大規模詐欺「サタンプロジェクト」の片棒を担いでいた(もしくは首謀者だった)という可能性が、あるんです。
これがFXSuitが「危険ではないか??」と危惧される、最大の理由です。
恐ろしいことに気づくかもしれません。そう、、、話題になっている「3すくみトレード」の一連の流れがサタンプロジェクトとありえないほど酷似してるんです。
先ほど紹介したサタンプロジェクトの流れは次のようになってました。
“サタン”という人物がTwitter上で「FXで稼いだ」とアピールし、数十億入った通帳などの証拠を見せつつ、知名度を高める
↓
さらに「お金配り企画」をして、大量のフォロワーを集める
↓
「自分と全く同じトレードができる」という”コピートレード”をフォロワーに進める
↓
最初のころは「完全放置」で実際に稼げる。Twitter上で「稼いだ!」報告を流してもらい、さらに集客
↓
充分に人が集まったところで、強制ロスカット。コピートレード参加者”全員”が全て資金を失う
↓
サタン氏はアカウントを削除し、逃亡
一方、3すくみトレードの流れは下記のような感じで進んでいます(2020年9月現在)。
“アキラ”などの人物がTwitter上で「FXで稼いだ」とアピールし、数十億入ったFX口座などの証拠を見せつつ、知名度を高める
↓
さらに「お金配り企画」をして、大量のフォロワーを集める
↓
「完全放置で月利10%稼げる!」という”3すくみトレード”をフォロワーに進める
↓
最初のころは「完全放置」で実際に稼げる。Twitter上で「稼いだ!」報告を流してもらい、さらに集客
→→→→→→→→今ココ?
比較してみると、驚くべきほど流れが一致してますね。。。つまり、FXSuitが危険とされている主な理由、それは次の2点です。
- ①:詐欺事件「サタンプロジェクト」の容疑者と運営会社が一致していること
- ②:詐欺事件「サタンプロジェクト」と、一連の流れが恐ろしく似ていること
加えて、最近になってのsaekinomae氏のアカウント凍結、Nishino氏の最近の活動の薄さには、そろそろプロジェクトも手仕舞いになるのではないか、、、という兆候が見え隠れしています。
以上が、FXSuitというFX業者についての、大まかな調査結果です。
ここからは、調べるほど出てきた細かな「マイナスの情報」を列挙していきます。
FXSuitに対する疑念
- そもそも放置で月利10%は、あまりにもオイシすぎて怪しい
- Forex Peace ArmyというFX業者の口コミサイトで詐欺認定されている
- 出金できない、出金時は30%の手数料がかかる、のは事実か?
「完全放置で月利10%」という異常性
そもそも、思考停止で完全放置なのに、月利10%という数値は、異常です。
“投資の神様”といわれる米国投資家ウォーレン・バフェットですら、年利10%と言われていることから、あり得ない投資効率を理解してもらえるはずです。ありえなさを例えるなら“野球経験ゼロの人でも、プロ野球選手に勝てる魔法のバッド”くらい。誰でも、怪しいと思いますよね。先ほど言ったように100万円預ければ、3年後には3000万円ですよ?月利10%ってホントにとんでもないんです。
3すくみトレードを肯定する声としては「FXSuitが宣伝するため」というのが、よく強調されます。ホラ、Paypayの100億円キャンペーンとかあったじゃないですか。あんな感じです。これはなるほど、確かに納得できます。
しかし、僕自身一番「危険だな」と感じるのは、「いつでも全員から搾取できる権利をFXSuit側が握っている」ということにあります。
理論を割愛して話しますが、3すくみトレードの肝はFX業者が設定する「スワップ」という数字です。FXSuitと同じことを他のFX業者ができないのは、FXSuitのスワップ設定が特殊だからです。しかし、逆に言ってしまうとFXSsuitが「スワップ」を変更してしまった場合、「3すくみトレード」は一瞬で崩壊してしまうことを意味します。
FXSuitはトレーダーの心臓を、いつでも潰す権利を握っていることが、何より危険だと感じています。
加えて「信託保証」もアテにならない
さらに「万が一資金が全部なくなっても、信託保証があるから大丈夫」との意見を見かけました。残念ながら、これは大きな勘違いです。
信託保証とは「FX会社の倒産とかで顧客の資金がなくなった場合は、それを保証するよ!」という制度です。FXSuitも信託保証を明言しています。ですが、アテになりません。
なぜか、それはFXSuitが金融ライセンスを取得していないからです。FX業者は「一定のルールを守ります!その代わり、僕たちの信頼性を保証してね!」という名目で、各国の金融ライセンスを取得します。ライセンスを取得すると同時にルールを守らなかった場合の罰則も受けることになります。つまり、ライセンスを保有しているFX業者は「しっかりルールを守りますよ」という提示を、顧客にしているわけです。
しかしFXSuitの場合は事情が異なります。例え「信託保証」を掲げ、そのルールを守らなかったとしても、ライセンスに則った罰を受けることはありません。法的拘束力が、あまりにも薄いんです。非常に端的に言ってしまうとFXSuitが掲げる「信託保証」とは、あくまで口約束に過ぎないんです。最悪、お金が戻ってこないことも十分考えられます。
Forex Peace ArmyというFX業者の口コミサイトで詐欺認定
Forex Peace Armyは海外FX業者の口コミサイトです。主に、海外のトレーダーが利用しています。食べログみたいなものです。
FXSuitは、そこで評価1よりさらに最悪、「SCAM(詐欺業者)」と評価されています。食べログの★1よりも、低いということですね。
「Forex Peace Army」じゃ信頼に値しないよね、という声もありますが、そもそも「疑惑」を向けられている時点で、数あるFX業者の中からFXSuitを使おうとは思わないんじゃないですかね。。。というのが個人的な感想です。
ここは、FX業者を選ぶ際に重宝できるサイトなので、お気に入り登録とかしておくと良いと思います^^
出金について
僕自身の経験では、出金は手数料ゼロで、できました。
ここは勘違いしている人が多いんじゃないかと思うので、出金に関する詳細を書いておきます。
- 出金拒否は僕はされませんでした
- 出金申請後、3日で振り込まれました
- 出金は「入金から6ヶ月以内」の場合、30%の手数料がかかるみたいです
上記3つ、実際にFXSuitで出金した立場からの、割と信頼できる情報だと思います。とゆーわけで、ここに関しては悪い噂は否定しておきます。
【多数の損失報告が出ました】潮時を見極めましょう
上述の通り、私はFXSuit宣伝者の一人「Nishino Shogo」さんが運営するFXコミュニティ(といっても、彼による運営はこの半年以上一回もありませんでしたが)に参加しています。
そこで、FXSuitの3すくみトレードによる損失報告が相次いでいます。
フラッシュクラッシュの時と同様、スプレッドの大幅な広がりによって3すくみが機能しなくなったようです。
マイナス134万円の損失をかけている方も、ライセンスについての解説で述べた通り、FXSuitは金融ライセンスを保有していないのでゼロカット制度が執行される補償はありません(といっても134万円という少額なので、FXSuit側がしっかりゼロカットする可能性も十分考えられます)。
「人は利益を取るより、損失を避けたい気持ちの方が強い」これはまさに行動心理学におけるプロスペクト理論です。同時に、この理論に従って行動した人間は「最終的により大きな損失を抱える」ことになることも証明されています。
多少の損を許容し、ゼロになる前に利確することも視野に入れましょう。最悪、数百万円以上の借金を抱えるかもしれません。ここは、あなたがいかに懸命かです。
むしろ、この機会が3すくみに切りをつける最大のチャンスかもしれません。
あとは、ご自身でご判断ください^^。
【最後に】FXSuitに関する調査結果まとめ
では、最後に調査結果をまとめておきます。
- FXsuitの3すくみトレードは暴利。ですが今のところは機能しています
- サタンプロジェクトとの酷似点が非常に多い
- 利用は、ご自身の判断次第です
ぶっちゃけ、僕はなくなっても良い50万円だったので、増えたのは予期せぬ幸運でした。生活費すべてをかけるのは絶対にお勧めしませんが、「なくなっていいや」くらいの資金であれば、使ってみるのもアリかもしれません^^
とゆーわけで、以上がFXSuitを6か月使ってみての使用感、そして一週間の調査結果のまとめでした^^
それができるのが「口座開設ボーナス」といって、無料の口座開設をするだけで数万円がもらえる制度です。
こちら下記記事に口座開設ボーナスがもらえるFX業社と仮想通貨業社をまとめているので、参考にどうぞ。
では今回は以上になります。ありがとうございました。
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