
本記事では、このような悩みにこたえていく。
- 年間利益330万円以下であれば国内FXより海外FXの方が税金が安い
- 海外FXの所得は経費と通算できる
- 税金逃れはヤメよう
海外FXの税金を3STEPで理解する
海外FXの税率【累進課税とは?】
海外FXの税率は「累進課税」という方式で徴収される。
累進課税(るいしんかぜい)とは、課税標準(租税を賦課する課税対象)が増えるほど、より高い税率を課する課税方式のことをいう。また、この制度下における税率は「累進税率」と称される。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%AF%E9%80%B2%E8%AA%B2%E7%A8%8E
簡単に言えば、「所得が大きいほど徴収される税金が増える方式」だ

あなたに海外FXの税金を納める義務はあるのか?
下記に当てはまる場合は、確定申告が必要になる。
下記に当てはまる場合のみ、確定申告は不要となる。
- 【学生や専業主婦】年間売上が48万円以下(基礎控除)の場合
- 【その他全員】年間売上が20万円以下の場合
年間の”利益”ではなく”売上”ということに気を付けよう。

海外FXの累進課税で実際に支払う金額はいくら?
結論、税金額は下記のように計算できる。
累進課税なので”年間利益”によって税率が異なることに注意。
- 年間利益195万円以下の場合:15%
- 年間利益330万円以下の場合:20%
- 年間利益695万円以下の場合:30%
さらに下記のように控除が適用される。
✓累進課税詳細の表
年間の利益総額 | 海外FXの税率 | 海外FXの税金控除額 |
~195万円 | 15% | 0円 |
195万円~330万円以下 | 20% | 97,500円 |
330万円~695万円以下 | 30% | 427,500円 |
695万円~900万以下 | 33% | 636,000円 |
900万円~1,800万円以下 | 43% | 1,536,000円 |
1,800万円~4,000万円以下 | 50% | 2,796,000円 |
4,000万円~ | 55% | 4,796,000円 |
ここから経費を差し引くことができるので、割と節税は可能。
国内FXの税率は一律20%だ。
控除も含めて計算すると年間利益330万円以下であれば、確実に海外FXの方が税金を抑えることができる。
海外FXの税金を脱税する人が多い【絶対ダメ】
当たり前だが、脱税はバレるのでヤメよう。
金融庁のルール下で運営されていない海外FXであれば、脱税がばれないと思うかもしれないが、お金の流れが存在している限り、必ずバレる。例えば、下記。
- 銀行経由での海外FX口座への入出金
- カード(クレジット・デビット)経由での入出金
- bitwallet等オンラインウォレット経由での入出金
これら全ての記録は残っており、一度調査が入れば全てバレることになる。
「租税条約等に基づく情報交換」という制度を用いて、他国の税務局と日本の税務署は連携している。海外FX運営元の国と連携されればすぐに脱税はバレる。
【よくある疑問】ボーナスは課税対象になるか?
口座開設ボーナスや入金ボーナスは課税対象にならない。

【よくある疑問】キャッシュバックは課税対象になるか?
キャッシュバックは課税対象になる。

海外FXの税金まとめ
利益が330万円以上であれば、国内FXより海外FXの方が税率は高い。
ただ、どちらを使うかは結局あなたが、リスクとリターンのバランスをどのようにとるか次第だ。
- 海外FXはレバレッジ500倍以上
- 国内FXはレバレッジ25倍
強引な言い方をすると、海外FXを用いれば、同じ利幅でも稼ぐ額が20倍以上になる。つまりは少ない資金で大きく稼げる可能性がある。
ちなみに海外FXは「ボーナス制度」があるので、自己資金は使わず、試す程度にボーナスだけ貰い、危険と判断すればヤメるくらいの感覚がラクでいい。
ボーナスについては下記記事でぼくが体験した経験を載せているので、是非参考にしてほしい。
【2020年4月更新】海外FX業者の優良ボーナスキャンペーン一覧【19種類】