本記事はこのような方向けに投資歴7年の著者ジョンがハードウェアウォレット「Trezor(トレザー)」の特徴・スペックをガチ解説していきます!
「仮想通貨を安全に保管しておきたい!」「絶対に資産を盗まれたくない!」という方は必須知識です。
- ハードウェアウォレットは「仮想通貨の財布」となるハードウェア
- Trezorは世界でもっとも使われているハードウェアウォレット
- Trezorは日本語対応!対応仮想通貨は1200種類以上!
ハードウェアウォレットとは?
ハードウェアウォレットとは「仮想通貨の財布」となるハードウェアのことです。この中にBTC・ETH・XRPなどの通貨を保存しておくことができます。
仮想通貨ウォレットは2種類存在する
- ①:ホットウォレット
- ②:コールドウォレット
仮想通貨のウォレット(財布)を大別すると上記の2種類と区分することができます。ホットウォレットはインターネットに接続できるウォレットで、コールドウォレットはインターネットに接続できないウォレットです。
コールドウォレットはインターネットに接続できないためハッキングやマルウェア感染のリスクがなく、安全性が非常に高いです。
さてさて、具体的に両者にどんなウォレットがあるかというと…
・ソフトウェアウォレット(モバイル・PC)
・Webウォレット
・取引所ウォレット
・ハードウェアウォレット
・ペーパーウォレット
上記のようにハードウェアウォレットはコールドウォレットに分類されており、仮想通貨を安全に管理するうえでは必須のアイテムなのです!
ハードウェアウォレットの特徴
- ハッキングリスクが限りなく少ない
- 紛失・故障しても大丈夫
- 費用はちょっと高い
ハードウェアウォレットには上記3つの特徴があります。
ハッキングを恐れる必要がない
ハードウェアウォレットは基本的にオフラインで動作するので、インターネットを介したハッキングリスクがありません。
もしPC内の情報・通信がキーロガーなどのマルウェアによって盗まれたとしても、通貨取り出しの際にハードウェアウォレット側での操作が必要なため、ハッカーは資金を引き出すことができないのです^^。
そんなわけで、ハードウェアウォレットを利用している限りハッキングリスクはないと言えます。
紛失・故障の心配もない
ハードウェアウォレットを購入すると、ウォレットと同時に「秘密キー」を受け取ります。
万が一、ハードウェアウォレットを紛失してもこの「秘密キー」を用いて復元することができるため、故障・紛失の心配もありません!
ちょっと費用が高い
ハードウェアウォレットの価格は最低でも5,000円ほどです。
なので、それ以下の仮想通貨しか持っていない方は、ぶっちゃけ不要です。ただし、それ以上の大金を管理している方はハードウェアウォレットはほぼ必須と思ってください。
資産を失ってから「ハードウェアウォレットにしとけばよかった」ではもう遅いのです…僕の周りで600万円ほどのビットコインを盗まれた友人もいます…
ではでは、世界で最も人気のハードウェアウォレットはどれなのでしょうか??
それが今回紹介するTrezor(トレザー)です!
Trezro(トレザー)の特徴・スペック
対応通貨 | BTC/ETH/XRP/USDTなど1200種類以上 |
対応言語 | 英語、日本語、スペイン語など全25言語対応 |
値段 | 5,000~30,000円 |
カラー | ブラック、ホワイト、ブルーなど10種類以上 |
公式サイト | Trezor公式サイト |
※全対応通貨はこちらのTrezor公式サイトに載ってます!
Trezorはチェコに本拠を置くSatoshi Labs社製のハードウェアウォレットです。製品は「2種類のハードウェアウォレット」と「2種類のバックアップハードウェア」の計4種類が用意されています!
2種類のTrezorハードウェアウォレット
- ①:Trezor One(廉価版)※約5,000円
- ②:Trezor Model T※約20,000円
Trezorのハードウェアウォレットには上記の2種類が用意されており、上位の「Trezor Model T」ではXRP、ADA、EOSなど「Trezor One」では取り扱いのない一部通貨を扱うことができたり、「シャミール」という物理バックアップデバイスを用いて秘密キーをより堅牢にバックアップすることができたりします。
ただ、「Trezor One」であってもBTC、ETHなど主要通貨を含む1000以上の仮想通貨に対応しており、「シャミール」はぶっちゃけ不要(秘密キーは紙に書いて管理でOK)なので、ぼく個人的にはこっちで十分です^^。実際、僕はTrezor Oneを利用してます。
2種類のモデル比較について、重要な部分を下記に抜粋してまとめました~。
比較項目 | Trezor One | Trezor Model T |
対応通貨 | BTC/ETH/USDTなど1000種類以上 | BTC/ETH/XRPなど1200種類以上 |
対応言語 | 英語、日本語など全25言語対応 | 英語、日本語など全25言語対応 |
初心者対応 | 〇 | 〇 |
シャミールバックアップ | × | 〇 |
マイクロSDバックアップ | × | 〇 |
※詳細の比較はこちらの公式サイト最下部をご参考にどうぞ!
2種類のシードフレーズバックアップ専用ハードウェア
①:Cryptosteel Capsule Solo※約9,000円
②:Cryptotag Zeus※約12,000円
Satoshi Labs社は「シードフレーズ(秘密キー)を紙に保存するのは耐久性など管理に心配がある…」という投資家に向けて「金属のシードフレーズ管理ハードウェア」を販売しています。
それが上記の2つです!
なお、Cryptosteel CapsuleはTrezor Model Tのみ対応ですが、Cyptotag ZeusはTrezor Oneでも動作するようです。
ともあれ、最高レベルのセキュリティが欲しい方は「Trezor Model T」+「Cryptotag Zeus」という組み合わせでセット販売されているものが選択肢の一つになります^^。
【まとめ】Trezorの特徴・スペック
ではでは、最後に本記事をまとめます!
- ハードウェアウォレットは「仮想通貨の財布」となるハードウェア
- Trezorは世界でもっとも使われているハードウェアウォレット
- Trezorは日本語対応!対応仮想通貨は1200種類以上!
以上となります!
少なくとも10万円以上を仮想通貨で運用している方にとってハードウェアウォレットは必須になるので、ぜひぜひご検討してみてください!
盗まれてから後悔しないよう気を付けましょ~
・そもそもハードウェアウォレットって何…?
・Trezor(トレザー)ってどんな特徴のあるハードウェアウォレットなの…?
・Trezorは日本語で使える?対応している仮想通貨は何…?