本記事ではこのような方のため投資歴8年の著者ジョンが「Flowブロックチェーンの特徴・始め方」について代表的プロジェクトを紹介しつつガチ解説していきます!
- Flowブロックチェーンの特徴が1分でサクッと理解できる!
- Flowブロックチェーンの有名プロジェクトで遊べるようになる!
- 今すぐにFlowブロックチェーンを始めることができる!
Flowブロックチェーンとは?
チェーン名 | Flow(フロウ)ブロックチェーン |
開発・運営 | Dapper Labs社 |
ガス代通貨 | FLOW |
コンセンサスアルゴリズム | PoS(Proof of Stake) |
公式サイト | Flow公式サイト |
FlowブロックチェーンはDapper Labs社が開発したレイヤー1パブリックブロックチェーンです。
DeFi,GameFi,SocialFiなど、いわゆる「スマートコントラクト」と言われる様々なプログラムを構築できるプラットフォームの役割を持つのがFlowブロックチェーンです。
スマートコントラクトが最もデプロイされているのはイーサリアムブロックチェーンでしたが、アプリが増えるにつれ手数料高騰、処理速度の遅延などスケーラビリティが顕著な問題となっていました。
Flowブロックチェーンはイーサリアムブロックチェーンと異なる設計とし、これらの問題を解決した次世代のスマートコントラクトプラットフォームです。
Flowブロックチェーンの特徴
Flowブロックチェーンの特徴は主に下記3つです。
- 特徴①:独自のマルチノードシステム
- 特徴②:プログラミング言語Cadence
- 特徴③:NFT界における圧倒的な実績
特徴①:独自のマルチノードシステム
Flowブロックチェーンのネットワークは「マルチノードシステム」という独自の設計になっています。
通常のブロックチェーンネットワークは「トランザクションの検証・承認・ナンス計算・ブロック生成」などの処理を、全てのノードが実行していました。
一方でFlowブロックチェーンの「マルチノードシステム」では、ネットワーク処理を下記4つに分担し、ノードごとに別々の役割を担当しています。
②:Consensus(合意)
③:Execution(実行)
④:Verification(検証)
これにより、Flowブロックチェーンは高い処理速度と、超高効率のエネルギー利用を実現しています。
PoWブロックチェーンとFlowブロックチェーンのエネルギー効率を比較すると下記の通りです。
※参考:Flow公式サイト
・ビットコイン:182,120GW / 1時間
・イーサリアム:82,190GW / 1時間
環境負荷が少ないPoSと比較しても、下記の通りダントツ1位です。
・Solana:11.05GW / 1時間
・Polygon:0.79GW / 1時間
特徴②:プログラミング言語はCadence
Flowブロックチェーン上で開発を行うとき、プログラミング言語はCadence(ケイデンス)が利用できます。
CadenceはFlowのオリジナル言語ですが、下記のような特徴がありイーサリアムのSolidityなどより遥かにカンタンに開発ができます。
・チュートリアルが面白く充実している
・リソース指向プログラミングによる高いセキュリティ
・リソース指向プログラミングによる高いコンポーザビリティ
※参考:Cadence 言語の魅力と Flow への期待
特にコンポーザビリティの面で、リソース指向プログラミングにより複雑なアクセス管理が必要でなくなり、シンプルで応用可能な開発ができるのが大きなメリットです。
例えば、新しいアプリを作りたいとき、アプリA/アプリBの一部機能を何も考えずそのまま移植したりできます。
特徴③:NFT界における圧倒的な実績
Flowブロックチェーンの開発・運営のDapper Labsは「誰もが聞いたことがあるレベルに有名」なNFTプロジェクトを2つも生み出しています。
②:NBA Top Shot
CryptoKittiesはNFT市場が全く注目されていなかった2017年に10億円もの取引高のあったNFTの原初ともいえるプロジェクトの一つです。
NBA Top ShotはトレーディングカードNFTの売買・展示が行うことができるアプリで、Dapper LabsがNBAと協業してリリースしました。過去にはNBA選手「レブロン・ジェームズのNFT」が約2270万円で売れたという、とてつもない実績があります。
Cryptokittiesはイーサリアムブロックチェーンのみで展開されていますが、今後Flowブロックチェーンに対応する可能性もアリ、その場合また大きな価値を付けるかもしれません。
Flowブロックチェーンの代表的プロジェクト
Flowブロックチェーンの代表的プロジェクトを下記3つ紹介します。
- ①:BloctoSwap
- ②:NBA Top Shot
- ③:Solitaire Blitz
①:BloctoSwap
サービス名 | BloctoSwap |
サービス内容 | DEX(分散型取引所) |
公式サイト | BloctoSwap公式サイト |
BloctoSwapはFlowブロックチェーンで利用できるDEX(分散型取引所)です。
主に下記のようなことができます。
・流動性提供/イールドファーミング
・ローンチパッド
仮想通貨取引所のように仮想通貨売買が可能ですが、その価格はAMM(Automated Market Maker)という仕組みで自動計算され、全てがプログラムに制御されています。
そのためDMM Bitcoinやbybitなどの中央集権取引所のように、「運営者が価格を操作する」といった不正が100%起こり得ません。
プログラムに脆弱性がある場合はハッカーからの攻撃リスクがありますが、BloctoSwapはFlowブロックチェーンNo1の取引高を持つ最も人気のDEXなので、初心者でも安心して運用できるのがメリットです。
②:NBA Top Shot
サービス名 | NBA Top Shot |
サービス内容 | コレクティブ |
公式サイト | NBA Top Shot公式サイト |
NBA Top ShotはFlowブロックチェーン上のトレーディングカードNFT売買プラットフォームです。
主に下記のようなことができます。
・トレーディングカードを売買する(二次市場)
・トレーディングカードをコレクション・展示する
NBA Top Shotは米国で最も人気のプロスポーツであるバスケットボール「NBA」とDapper Labsが協力して開発されました。
これまでWeb3技術やNFTは、それ以外の産業と切り離された存在で「タブー」的な扱いでしたが、世界トップの人気を誇るNBAが手を挙げたことは、クリプトにとって大きな一歩となったのは間違いありません。
いわばNBA Top Shotは「プロスポーツ×NFT」のパイオニア的存在なのです。
③:Solitaire Blitz
サービス名 | Solitaire Blitz |
サービス内容 | P2Eゲーム |
公式サイト | Solitaire Blitz公式サイト |
Solitaire BlitzはFlowブロックチェーン上のP2E(Play to Earn)ゲームです。
>>【保存版】P2Eとは?有名ゲームや安全性・収益性を完全解説!【初心者向け】
Solitaire Blitzでは誰もが親しみのあるトランプゲーム「ソリティア」をプレイして勝つことができれば仮想通貨RLYを稼ぐことができます。
Android/iOSのスマートフォンアプリでプレイすることができます。隙間時間で稼ぐこともできるからか、割と人気が高いです^^。
Flowブロックチェーン上のGameアプリの中では最も取引高が高くプレイヤーが多いので、Flowブロックチェーンで試しにP2Eをやりたい方は、最初にやるゲームとしておすすめです。
Flowブロックチェーンの始め方
今回は、Flow ブロックチェーンで最も利用されているdApps「BloctoSwap」でFlow ブロックチェーンを始めてみます!下記手順で、所要時間は3分ほどです^^。
- STEP①:国内取引所に口座開設
- STEP②:バイナンスに口座開設
- STEP③:Bloctoウォレットをインストール
- STEP④:国内取引所からバイナンスに送金
- STEP⑤:バイナンスからBloctoウォレットに送金
- STEP⑥:BloctoSwapにBloctoウォレットを接続
STEP①:国内取引所に口座開設
まず最初にFlow ブロックチェーンを始めるための資金を準備しましょう!
とりあえずは初心者に向けて使いやすさ重視のコインチェックでOKです。
国内取引所のうちではアプリダウンロード数は1位と圧倒的なうえ、銀行入金だけでなくコンビニ入金・クイック入金などラクラク始められるのが最大のメリットです。
無料で作れますし、口座維持費用なども必要ないため、国内口座がない方は、一つは口座を持っておきましょう^^。
\アプリダウンロード数国内No1!/
STEP②:バイナンスに口座開設
Flowブロックチェーンの独自通貨FLOWは日本国内の大手取引所で取り扱うことはできません。
よって海外取引所の口座が必要になります。
初心者であれば取引高世界No1で、使い易さに優れているバイナンス(Binance)でOKです!
下記よりBinanceで無料口座開設を進めましょう!
STEP③:Bloctoウォレットをインストール
Flowブロックチェーン上の仮想通貨を取り扱うためには専用のBloctoウォレットが必要です。
下記公式サイトよりBloctoウォレットをダウンロード・インストールしてください!
STEP④:国内取引所からバイナンスに送金
Flowブロックチェーンを始めるためには仮想通貨FLOWが必要です。FLOWはBinanceで購入することができます!
FLOWを購入するため、さきほどコインチェックで用意したXRPをBinanceへ送金しましょう!コインチェックログイン後こちらの送金ページから下画像のように送金できます。
宛先:BinanceのXRPアドレスをコピペして入力
宛先タグ:BinanceのXRPタグをコピペして入力
送金先サービス名:「その他」を選択
受取人種別:「本人への送金」を選択
送金額:送金するXRPの枚数を入力
STEP⑤:バイナンスからBloctoウォレットに送金
Binanceログイン後、先ほどのXRPが着金したことを確認して、XRPのスワップページで下記のように設定してスワップしましょう!
こちらのFLOW送金ページから準備したFLOWをBloctoウォレットに送金して準備完了です!
STEP⑥:BloctoSwapにBloctoウォレットを接続
BloctoSwap公式サイトの「Connect Wallet」を選択して、Bloctoウォレットのトランザクションを承認したら接続完了です!
お疲れ様でした!これにてFlowブロックチェーンにてBloctoSwapを始めることができました!
Flowブロックチェーンのトラブル・よくある質問
Flowブロックチェーンが遅い!なんで?
Flowブロックチェーンには専用エクスプローラーサイト「flowscan」があり、こちらでトランザクションの状態やネットワーク処理速度などをリアルタイムで確認できます。
Flowブロックチェーンで投資するなら必須のサイトなので、ブックマーク登録しておきまそう!
FlowブロックチェーンはMetaMaskに追加できる?
FlowブロックチェーンはMetaMaskに追加することができません。
なのでDappsに接続するためにはBloctoウォレットなどの専用ウォレットが必要になるので要注意です。
Flowブロックチェーンを始める初期費用は?
Flowブロックチェーンで投資をしたいのであれば、自分の懐事情と相談して初期費用を決めましょう。
個人的には、最初の投資であれば月収の1/10未満くらいでいいんじゃなかと思っています。1万円とか3万円とか、キッカリした数字でもいいと思います!
まとめ:FlowブロックチェーンはNFTで期待できるチェーン!
最後に、本記事のまとめです。
- FlowブロックチェーンはDapper Labs開発のレイヤー1チェーン!
- FlowブロックチェーンはNFT分野で将来性に期待できる!
- Flowブロックチェーンを始めるなら国内取引所口座が必須!
ではでは、今回は以上となります。
なお、今後仮想通貨を運用するなら日本国内の取引所が必ず必要になります。
最速1日で口座開設出来て、入出金が早く、つみたてなどどこよりも多機能なコインチェックの口座をとりあえず作っておくのがおすすめです!
無料で口座開設できるので、手間を惜しまずやっておくと賢いです^^。
\アプリダウンロード数国内No1!/
・Flowブロックチェーンにはどんなプロジェクトがあるの?
・Flowブロックチェーンの始め方を教えて!