本記事ではこのような方のため、投資歴8年の著者ジョンが「Avalanche Walletの作り方・使い方」について初心者に分かりやすくガチ解説しています!
- Avalanche Walletを3分程度で作成できる!
- Avalanche Walletの入出金・ステーキングができるようになる!
- 1円も必要なし!
Avalanche Walletとは?

サービス種別 | Avalanche専用のブラウザ型ウォレットサービス |
開発・運営 | Ava Labs |
公式URL | https://wallet.avax.network/ |
Avalanche Walletはレイヤ1ブロックチェーン「Avalanche」を開発したAva Labsが運営している、公式ブラウザ型ウォレットです。
Avalancheの下記3種のチェーン全てに対応しています。
- ①:X-Chain(Exchange)
- ②:P-Chain(Platform)
- ③:C-Chain(Contract)
Metamaskは③にしか対応していませんが、Avalanche Walletでは全てのチェーン上で操作ができ、ウォレット内ステーキング/新トークン発行/クロスチェーン送受金などMetamaskではできない数多くのことができるようになっています。
各チェーンの役割について、簡潔にまとめておきます!
①:X-Chain(Exchange)
X-Chainの「X」はExchangeの略で、トークン発行やトレードができるチェーンです。
また実際にはブロックチェーンではなくDAG(Directed Acyclic Graph)という構造のデータベースになっており、1つのブロックに対して複数のブロックをつなげることで並列処理が可能な構造になっています。
よって、圧倒的に処理速度が速いです。
②:P-Chain(Platform)
P-Chainの「P」はPlatformの略で、バリデーター/デリゲーターになってステーキングしたり、サブネットと呼ばれる新たなブロックチェーンを作成することができます。
サブネットはパブリックチェーンだけでなくプライペートチェーンも構築でき便利なので、実際にいくつかの企業・政府がサブネット機能を用いてチェーンを構築しています。
③:C-Chain(Contract)
C-Chainの「C」はContractの略で、EVM互換になっておりスマートコントラクトを実行することができます。
AvalancheのDappsは全てC-Chain上に構築されています。Avalanche上のブロックチェーンゲームやDEXは全てC-Chain上にあるため、Metamask接続で利用ができるようになっているのです。
また、BinanceやKu-CoinなどAvalancheネットワークに対応している取引所のほとんどが「C-Chainのみ対応」となっているので注意しましょう。
それではここからAvalanche Walletの作り方を解説していきます!
Avalanche Walletの作り方

Avalanche Walletの作り方は下記の通り。たったの3STEPです^^。
- STEP①:Avalanche Walelt公式サイトに移動
- STEP②:詐欺サイトでないかを確認
- STEP③:シードフレーズを保存
STEP①:Avalanche Walelt公式サイトに移動
こちらのAvalanche Wallet公式サイトにアクセスしてください。

必要であればページ右上から日本語変換しておきましょう!

STEP②:詐欺サイトでないかを確認
詐欺サイトでないかを確認するため、URLが下記と相違ないか確認しましょう!
確実にフィッシングサイトを避ける方法
ここまでの情報だと、僕がフィッシング詐欺をする犯人だった場合、あなたを誘導している可能性があります(もちろんそんなワケないんですけど、クリプトの世界では「Verify」が原則です。誰も信用しちゃいけません)
そこで、確実にフィッシングサイトを避ける方法を伝授します!
結論、下記の通りです。
大手サイト以上に確度の高いソースはないので、基本そこから公式リンクに移動するとフィッシングサイトを避けられます!僕も基本的にこのやり方です!
STEP③:シードフレーズを保存
詐欺サイトでないことを確認したらAvalanche Wallet を作っていきます!
公式サイトから「Create New Wallet」を選択してください!

次に「Generate Key Phrase」を選択しましょう!

シードフレーズが表示されるので、紙にメモするなり必ずオフラインで保存しておきましょう!このシードフレーズを盗まれた場合、資産が全消失するので絶対にオンライン保存はNGです。

次の画面では、先ほどメモした単語から、指定の順番の単語を選択して確認していきます!

ここまで完了すればAvalanche Wallet作成完了です!「ACCESS WALLET」を選択しましょう!

下画像のような画面が表示されたら無事ウォレットが作成できています!
お疲れ様でした!これにてAvalanche Wallet作成完了です!
Avalanche Walletの使い方

Avalanche Walletの使い方について、下記3つを画像付きで解説します。
- ①:Avalanche Walletへの入金方法
- ②:Avalanche Walletからの出金方法
- ③:Avalanche Walelt内でのチェーン間資金移動
①:Avalanche Walletへの入金方法
Avalanche Walletのトップページ右上から入金先アドレス or QRコードを取得できます!

このとき、X/P/Cチェーンのうち送金元と同じチェーンを選択してアドレスを入手しましょう!

これにてAvalanche Walletへの入金完了です!
②:Avalanche Walletからの出金方法
Avalanche Walletのトップページ左側から「Send」を選択します。

下記のように情報を入力して出金しましょう!

Amount:出金するAVAXの数量を入力
To Address:出金先のアドレスを入力
Memo:X-Chain出金の場合に表示される。入力不要
これにてAvalanche Walletからの出金完了です!
③:Avalanche Walelt内でのチェーン間資金移動
Avalanche Walletのトップページ左側から「Cross Chain」を選択します。

下記のように入力すればチェーン間送金完了です!

Destination Chain:送金先のチェーンを選択
Transfer Amount:送金するAVAXの枚数を選択
お疲れ様でした!これにてAvalanche Wallet内のチェーン間送金完了です!
Avalanche Walletのトラブル・よくある質問

Avalanche WalletじゃなくてMetamaskでよくない?
Avalanche Walletを保有していることで、Avalancheのデリゲーター/バリデーターになりステーキングができたり、新しいチェーン(サブネット)を作成することができます。
こんな感じでAvalanche WalletにできてMetamaskにはできないことがたくさんあります。
ハードウェアウォレット接続できる?
Avalanche Walletはハードウェアウォレットだと大手のLedgerが対応しています。
一方でTrezorやSafePalなどは対応していません。基本的にLedgerが対応通貨数が多いので、一つ持っておくといいかもしれません^^。
拡張機能はある?
Avalanche Walletはブラウザ専用で拡張機能はありません。
ただし、Avalancheの開発会社Ava Labsは「Core」という拡張機能のウォレットを別途リリースしています。
なおCoreとMetamaskを同時に利用すると不具合が発生する事象が報告されており、現在Metamaskを利用している方は、あまりCoreは推奨できません。
まとめ:Avalanche WalletはAvalanche専用多機能ウォレット
最後に、本記事のまとめです。
- Avalanche WalletはAvalanche専用のウォレット!
- Metamaskで扱えないX-Chain/P-Chainに対応している!
- Avalanche Walletの作成はたった3分で完了できる!
ではでは、本記事は以上となります。ありがとうございました^^。
・Avalanche Walletの作り方を画像付きで教えて!
・Avalanche Walletの基本的な使い方を知りたい!