【簡単】1inch(ワンインチ)の使い方・概要の完全ガイド【たった5分でわかる】

 

1inchが気になる人

・DeFi界隈でなんかよく聞く「1inch」って何?仮想通貨?

・1inchの使い方がよく分からない…ファーミングって何?

・1inchを使えるように具体的に画像付きで教えてほしいな…

 

本記事はこのような方向けに投資歴7年の著者ジョンがDEXアグリゲーター「1inch(ワンインチ)」の概要・使い方をガチ解説していきます!

本記事内ではDEXアグリゲーターを「1inch」、ガバナンストークンを「1inchトークン」と書き分けてますのでご留意くださいm(__)m

 

DEXアグリゲーター「1inch」とは?

DEXアグリゲーター「1inch」とは?

1ichは取引高世界No1のDEXアグリゲーターです。※2021年10月6日時点

 

DEXアグリゲーターNo1を示すデータ

オンチェーン上のデータ収集・分析サイト「THE BLOCK」が公開している、DEXアグリゲーターの取引高を集計したデータがこちらです^^。

「THE BLOCK」が公開している、DEXアグリゲーターの取引高を集計したデータ

引用元:THE BLOCK

1inchは2020年6月から、2021年10月時点まで、1年半以上アグリゲーター界隈で取引高No1であり続けています。

入れ替わりの激しすぎる仮想通貨の世界で揺るがずNo1で居続けているのはビットコインくらいのものなので、1年半頑張ってる1inchは非常に根強い人気があることが分かりますね。

逆に0x APIなんかはピークアウトした5月以降、アグリゲーター界隈での存在感がどんどん薄れてたりします..

最近はDeFiとCeFiをまるっとアグリゲートでき、Binanceというバケモノを味方につけたOpenOceanという新規勢もいることですから、DEXアグリゲーター界隈は投資家たちから強く注目されつつあります。

ジョン
ちなみにOpenOceanは将来性に期待しすぎて僕は50万円分くらいOOEというネイティブトークンを保有してます^^。

 

創業経緯

1inchは2019年のETHハッカソンでSergej Kunz氏とAnton Bukov氏の2人によって設立されたプロジェクトです。ハッカソンとはプログラミングの大会的なもので、そのときのMVPがこの「1inchプロジェクト」でした。

プロジェクト発案のキッカケは、ETH上のUniswap、BSC上のPanckakeswap、といったように複数ブロックチェーンにまたがって多数のDeFiプロジェクトが乱立しており、ユーザーは「どのサービスが最も効率的に稼げるか」の判断が難しかったことです。(当時はPancakeSwapはなかったですが分かりやすく上記のように表記してます)

そこで2人が考えたのがDeFiサービスをアグリゲート(集約)してユーザーに最適化されたレートを提示できる「DEXアグリゲーター」というサービスです。

これによりユーザーは1inchのインターフェースを通じて、常に最適化されたレートで通貨スワップ・流動性提供をすることができるようになったわけです^^。

なお、サービスのローンチはBinance Labsなどから約280万ドルの資金調達を行ったのち、2020年8月に正式リリースとなりました。

 

流動性アグリゲーション対応プロトコル一覧

1inchは実に100種類以上のプロトコルの流動性を参照しています!

  • ETH:66種類
  • BSC:34種類
  • ETHレイヤ2:30種類以上※Polygon/Optimistic/Arbitrum合計
    1inch公式サイトの中段で現在の対応プロトコルを確認できます

1inchの流動性アグリゲーションプロトコルの骨格となっているのはPathfinder(パスファインダー)という独自のルーティングプロトコルです。これにより上記100種類以上の流動性プールのレートを参照し、ユーザーにとって最も効率的なレートを算出します。

簡単に言ってしまうと、100種類以上のDEXをプログラムが自動で調査して「一番お得なのはここだ!」と探し当てて、ユーザーに最適な投資プログラムを提供してくるという感じです。

僕たちがワンクリックすると、PathFinderのルーティングにより最適レートを算出したのち、一つあるいは複数のDEXにまたがって実際に流動性提供を行います。

僕たちトレーダーは間接的に様々なDEXへ流動性を提供できるワケです^^。

 

ネイティブトークン「1inch」とは?

ネイティブトークン「1inchトークン」とは?

1inchは上述の通り、2019年に2人によって設立されましたが、2020年12月にネイティブトークンである1inchトークンを発行・エアドロップし、DAO(自律分散型組織)に移行しました

引用元:1inch公式ブログ

ちなみに価格ですが、2020年12月当時は約270円、2021年10月現在の価格は約350円なので、業界1位のわりに平坦な価格推移をしています。

現在価格が気になる方はこちらにCoinmarketcapのリンクを載せときます~

さて、そんな1inchトークンですが、もちろん誰でも入手することが可能です^^。

 

1inchトークンを入手する方法

  • 方法①:スワップ(通貨交換)をする
  • 方法②:ファーミングをする

上記2つの方法で1inchトークンをGETできます。

 

方法①:スワップ(通貨交換)をする

具体的には下記2つのスワップ方法があります。

  • ①:CEX(中央集権型取引所)でスワップ
  • ②:DEX(分散型取引所)でスワップ

CEX(中央集権型取引所)で1inchトークンをスワップしたい方は、Binanceを利用しましょう!1inchトークンが上場しているDEXは様々ありますが、FTXは日本人口座開設NGになり、結局取引高世界1位のBinanceが安心安全です。

また、DEX(分散型取引所)を利用したい方は1inchを利用しましょう!

とはいえ、実際1inchがちゃんと良いレートを提示してくれるか不安な方もいるはずなので、DEX大手のUniswap、Pancakeswapと比較してみました。

Uniswap、Pancakeswap、1inchのスワップレートを比較

1,000USDC(約10万円)を1inchトークンにスワップするとき、3つのDEXのスワップレートを比較した結果が下記です!

3つのDEXのスワップレートを比較
  • PancakeSwap:211.7枚(4万7,000円)
  • Uniswap:317.997枚(9万7,600円)
  • 1inch:322.54641枚(9万9,400円)

上記のように1inchのスワップレートが最もお得ですね^^。

特にPancakeSwapとの価格差は実に5万円もあります。1回ならまだしも、積み重なるとヤバい金額になるので、DEXでスワップしたい方はぜひぜひ1inchを利用しましょう。

これが1inchトークンを入手する方法の一つ目です。

 

方法②:ファーミングをする

1inchでイールドファーミングを行うことで、報酬として1inchトークンを受け取ることができます

なお、インパーマネントロスのリスクを減らしたい方はステーブル/ETHなどのボラティリティが少ない同士の通貨ペアでのファーミングもできます。

DAIstETHで220万円分ファーミング

例えば上画像のようにDAI/stETHで220万円分ファーミングすると、月々2万円くらいの1inchトークンが入手できるペアが用意されてたりします(期間によって用意されてるペアは変わります)。

ファーミングに関して、具体的やり方は後述【リンク】してます。

 

1inchトークンを保有するメリット

1inchトークンを保有するメリット

1inch公式サイトの記載にある上画像の3つ+個人的見解で1つ、合計4つのメリットを紹介します。

  • 【公式】メリット①:ユーティリティ(実用性)がある
  • 【公式】メリット②:ガバナンス(運営)に参加できる
  • 【公式】メリット③:マルチチェーンに対応できる
  • 【個人的意見】メリット④:インカムゲイン+キャピタルゲインをGET

参考:トークンリリース発表時の公式ブログ

 

【公式】メリット①:ユーティリティ(実用性)がある

1inch公式ブログに1inchエコシステム全体の図解があるので、これを用いて説明します!

まずは1inchの実用性ですね^^。

1inchの実用性

上図のピンク枠部分「Reward in 1inch Tokens」がUtilityの代表格で、要は「1inchトークンを持っているだけで稼ぐことができる」ということです。

簡単に報酬が貰えるまでのエコシステムの流れを解説すると…

 

①「Aggregation Protocol」を実行する際、投資家がスワップ手数料を支払う

②手数料の一部が「1inch Token」に変換される

③「1inch Token」保有者に報酬として還元される

このような仕組みによって、1inchトークン保有者は「1inchにより多くの新規顧客が入ってくるほど自分も稼ぐことができる(1icnhトークンの高騰、手数料報酬の配分調整)」というインセンティブを持つことができています。

そんなわけで、DAOである1inchエコシステムの要となるのは「1inchトークン」の存在そのものなのです。これがなければDAOとして機能しません。

 

【公式】メリット②:ガバナンス(運営)に参加できる

1inchトークンをステーキング・ファーミングすることで、1inchプロジェクトのガバナンス(運営)に対して投票権を持つことができます。下画像のピンク枠部分です。

1inchのガバナンスに対して投票権を持つ

投票できるのはアグリゲーションプロトコルのパラメーター、また流動性プールのパラメーターだけでなく紹介報酬やガバナンス報酬まで、様々です。

つまり「1inchプロジェクトのそのものに口出しできるようになる」ということです。企業の株主みたいなもんですね。

なお、1inchのガバナンス投票は「インスタントガバナンス」と呼称され、移り変わりの早いCrypto業界のトレンドに即座に対応できる仕組みです^^。

DAOは分散型組織ゆえに意思決定速度が遅れる欠点がありますが、「インスタントガバナンス」によってそれを補うことができているというワケですね!

 

【公式】メリット③:マルチチェーンに対応できる

1inchのブログまでほぼ全て読み漁りましたが、ここはちょっと個人的理解が追い付かなかった部分です。誰か分かる凄い方がいたら、コメント欄かTwitterで教えてください。

1inchトークンが複数ブロックチェーン上で互換性があるって言いたいのかもしれないです…

 

【個人的意見】メリット④:インカムゲイン+キャピタルゲインをGET

ガバナンストークン「1inch」はあくまでも仮想通貨なので、当然ですが値上がりすればキャピタルゲインを取れます。

また、保有してステーキングやファーミングすることで報酬を受け取ることができるので永続的にインカムゲインを得ることもできますね^^。

2021年10月時点で、最大APY(年利)170%のプールがあったので、ここに500万円預ければ、それだけで月70万円の不労所得を得られるわけです。※インパーマネントロスのリスクが少ないステーブル対応の通貨ペアもあります!

DeFi市場は2021年第二四半期で全盛を迎え、その時に比べ現在は成長鈍化気味ですが、a16zやジョージソロスなんかも「これからはDeFiだ」と言っていたりします。

ぼく個人も間違いなくこれから伸び続けると確信してる分野なので、DeFiの発展に伴いDEXアグリゲーターの分野No1の「1inch」に投資する価値は非常に高いと思ってます^^。

これはゴールドラッシュ的発想の投資術の一つです。

 

DEXアグリゲーター「1inch」の使い方

DEXアグリゲーター「1inch」の使い方

ここでは下記4つについて解説します。ぶっちゃけこれだけで1inchを遊びつくせます^^。

  • ①:1inchの日本語化&ウォレット接続
  • ②:スワップ(通貨の交換)をする
  • ③:流動性提供をする
  • ④:ファーミングをする

 

①:1inchの日本語化&ウォレット接続

1inchのブラウザアプリでは、右上の設定ボタンから言語設定を変更できますので、必要な人は日本語に変更しましょう!

右上の設定ボタンから言語設定を変更

次に設定ボタンの左側「Connect Wallet」を選択します!

設定ボタンの左側「Connect Wallet」

最後に下画像の手順でウォレットを接続しましょう!

ウォレットを接続

右上に接続したウォレットのアドレスが表示されたら成功です!

 

②:スワップ(通貨の交換)をする

1inchのブラウザアプリ左上の「表」(日本語化あやしいですね…笑)からシンプルモードを選択します!

シンプルモードを選択

下画面にて、通貨スワップができます!

通貨スワップ

ジョン
これだけじゃ分かりづらいので、実際にUSDTをBTCにスワップしてみます!

まずは通貨を設定します(ETHネットワーク上でスワップするのでWBTCがスワップ先です)

通貨を設定

次に数量を入力すると、自動で複数のDEXから最も安いレートを提示してくれます。

自動で複数のDEXから最も安いレートを提示

初めてスワップする通貨の場合、下画像のように鍵マークが表示されているので下部のボタンをクリックしてスワップを許可する必要があります。

鍵マークが表示

あとはウォレット側で署名(最初だけ手数料かかります)して、最下部の「交換」をクリックすればスワップ完了です!

 

③:流動性提供をする

1inchのブラウザアプリ左上の「DAO」からプールを選択します!

「DAO」からプールを選択

プールのリストが表示されます(流動性提供された資金量が大きい順)

プールのリストが表示

今回はファーミングしたいので、ファーミング可能で最も資金量が多い「DAI/stETH」のプールに流動性提供していきます!

ジョン
ちなみに、DAI/stETHのAPYは35.95%なので、1000万円預けると1年で359万5,000円が貰える計算です。

流動性提供したいペアをクリックすると、ドロップダウンで詳細が表示されます。「流動性を供給する」を選択しましょう!

ドロップダウンで詳細が表示

「鋳造するLPトークンの数量」または「流動性提供したいUSDの数量」のどちらかを入力して、最後に下部の「権限を付与」ボタンをクリックします!どちらか分かりやすい方で入力すればOKです。

「鋳造するLPトークンの数量」または「流動性提供したいUSDの数量」
LPトークンとは「これだけのDAI/stETHの流動性提供をしている」という証明書みたいなもので、これをファーミングすることで新たに報酬を受け取ることができます!この画期的な仕組みを巷では「イールドファーミング」と呼んでます。DEX次第で「LPトークン」の呼び名が違ったりするのですが、「流動性提供」→「証明書を貰う」→「証明書をファーミングする」という仕組みはほぼ全て同様です。

これにて流動性提供完了です!受け取ったLPトークンを使って流動性提供していきましょ~

 

④:ファーミングをする

「③:流動性提供をする」の手順で獲得したLPトークンをファーミングすることで1inchトークンを受け取ることができます!

1inchのブラウザアプリ左上の「DAO」からファーミングを選択します!

「DAO」からファーミングを選択

現在有効なファーミングプログラムが表示されます。今回は先ほどLPトークンを獲得した「DAI/stETH」のファーミングを進めていきます!

該当のファーミングの「保証金」を選択します!

「DAIstETH」のファーミング

ここでファーミングするLPトークンの数量を入力して下部のボタンをクリックすればファーミングの設定完了です!

ファーミングするLPトークンの数量を入力

例えば、下画像のように約110万円分のLPトークンをファーミングすると、年間で13万円分の1inchトークンが貰えます。

約110万円分のLPトークンをファーミング

LPトークンは「流動性提供の証明書」みたいなものですが、その証明書を預けるだけでお金がもらえるわけです。これが、DeFiが大きく伸びるきっかけとなったイールドファーミングです。

そんなわけで、流動性提供をしてLPトークンを持っている方は必ずファーミングまで設定しておきましょう!

 

【まとめ】DEXアグリゲーター1inchはシンプルで使い易い

最後に、本記事の内容をまとめます!

  • 1inchは複数DEXを分析し最適解を提供するDEXアグリゲーター!
  • 1inchトークンを保有することでガバナンスに参加できる!
  • スワップ、イールドファーミングなら1inchがお得!

とゆーわけで、本記事は以上になります^^。

仮想通貨は0円からでも始められるので、まずはお気軽に、お試し感覚でやってみてください~

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です