本記事ではこのような方のために仮想通貨XEMの概要・買い方・今後の価格推移について投資歴7年の著者が徹底的にまとめました。
【簡単】仮想通貨XEM(ネム)の概要・買い方・今後の値動きのまとめ
仮想通貨XEMの概要
【XEM 画像】
正式名称 | XEM(New Economy Movement上の暗号通貨の単位) |
公開年月 | 2015年3月 |
発行数量限度 | 8,999,999,999 XEM(すでに全通貨が発行済み) |
取引承認のシステム | Pol(Proof of Importance)※後ほど解説 |
では早速、初心者にも超わかりやすくXEMの概要をお伝えします!
なぜXEMが話題なのか?【強みは3つ】
- 強み①:「ハーベスト」による平等・高速な取引承認スキーム
- 強み②:仮想通貨トップレベルのセキュリティ
- 強み③:ブロックチェーンを採用
XEMの取引承認は「Pol(Proof of Importance)」というシステムに従って行われます。
ビットコインは取引承認に「PoW(Proof of Work)」というシステムを採用しています。PoWは端末の性能が良い側を優遇し「マイニング」を任せる仕組みであるため、特定の個人や組織により、マイニングが独占されるという問題が起きています。実際に、2020年12月現在、一般的な個人がマイニングを行うことは天地がひっくり返っても不可能です。
一方でXEMの採用するPoIは「端末の性能」ではなく「貢献度」が高い側に「ハーベスト」(ビットコインでいう「マイニング」)を任せる仕組みとなっています。
ハーベストの適格基準は最低1万XEMを保有しているかどうかのみであり、この条件を満たしていれば一般の個人を含め、あらゆるXEM保有者がハーベスト可能です。
そのためBTCのマイニングと比べて非常に平等な仕組みになっているのです。
XEMの二つ目の強みが、そのセキュリティの高さです。
その根拠としてあげられるのが、2016年に中国CERT(非営利サイバーセキュリティセンター)がNEM含む25の仮想通貨プラットフォームに対して行った、746項目の脆弱性に関する調査です。
この746の脆弱性調査の結果、XEMは0.28という驚異のハイスコアを挙げました。
参考:中国CERTレポート『Blockchain software security report by China CERT, Ripple the worst』(中国語の公式レポートはGoogle翻訳すらあんま機能しないので、英語訳してるサイトを載せてます)
実際にCERTによって「25のプロジェクトのうち最もセキュリティレベルが高いのはNEMである」とデータによって証明されています。
その他の通貨と比較してみると…
- イーサリアム:1.52
- リップル:7.29(ちなみに25通貨中、最下位)
といった感じ。
よってXEMは仮想通貨プロジェクトとしては、非常に高い堅牢性を誇ります。
XEMはBTCと同様にブロックチェーン技術を採用しています。
言うまでもないかもですが、ブロックチェーン技術を用いるメリットは様々あって…
- メリット①:改ざんが不可能
- メリット②:誤ったデータを自動的に削除可能
- メリット③:管理者が不要
上記に加え、XEMのブロックチェーンは2021年1月14日にアップデートされ「Symbol」として生まれ変わります。
このことから執筆現在の2020年12月現在、XEMの値段は実に10倍ほどに跳ね上がっています。※詳細は後述
このように「ブロックチェーン技術を採用している」ということがXEMの大きな人気の一つの要因であることは間違いありません!
・今メディアで話題のXEM(ネム)ってどんな仮想通貨?
・XEMの買い方を教えて欲しい!
・XEMって今後値上がりするの?