『ヤバい心理学』まとめ【セールスに使えます】

ヤバい心理学_まとめ

デキない人の2大口グセ

①:大変だった
自分の関わった案件にまつわる苦労話を好んで披露する人がいます。聞く側からすると、内心「それほどのことか?」と相手の能力と経験値、客観性のなさに苦笑することも少なくありませんが、話し手に他意はないので、聞き流すようにしましょう。適当に相槌を打つと良いでしょう。
そうした人は打算で行動しない気のいいタイプが多いので、自分を受け入れてくれたあなたにこれまで以上に心を許し、ときに、良き相棒やしもべとなってくれるはずです。

②:時間がない
「仕事のやり方を変えた方がいいのに」と周囲の誰もに思われていたりと、忙しさと評価が必ずしも一致しないのが、そうした人の特徴です。多くのことに首を突っ込みたがる者の、たくにみ取り廻す能力があるわけではないため、それぞれの仕事選びは当然のことながらおざなりに。結果的に携わった案件は深みのない展開にとどまざるを得ないのです。
しかし、数をこなしているため顔は広いですから、意外なコネクションを有しており、それが思いがけない成果を導くこともあります。必要以上に忙しく振舞うのは、そうした自分を認めてもらいたいからなので、仕事を頼むときは「忙しいところ悪いんだけど」とまずその「多忙ぶり」を認めてあげましょう。

 

人を納得させるテクニック

①:ハードルを最初は低く設定する
依頼は、すんなり相手が引き受けてくれそうなレベルのお願いから始めることがポイントです。そして、依頼自体を納得してもらえるよう「~なので」と相手にお願いしたい理由を具体的に説明します。そして「ちょっとこちらをお願いできないでしょうか」と本題へ。
その際、印象を軽くするため「ちょっと」をつけて、「そんなに面倒なことではなさそうだ」と相手の警戒を解くことも忘れずに。
無事引き受けてもらえたら、「あ、さっきのお願いに関連して」とさりげなく追加する形で本来依頼したかった内容を伝えていきます。

~その他は本書にて~

 

表情から感情を読み取る方法

①:表情の変化は左側でわかる
顔の表情から相手の情報を入手する方法は多々あります。そのなかから、ここでは相手の起源をうかがう時のコツについてみていきましょう。
”書いてある”ように気分が顔にはっきり出る人、ポーカーフェイスの人、様々ですが、よりその人の感情を素早くキャッチしたいというときに注目すべきは相手の顔の左側(向かって右側)
ヒトの感情は、顔の右半分よりも左半分に出ることが分かっています。

②:作り笑いを見抜く方法
人が笑う時に大きく動きが生じるパーツと言えば、口元と目。しかし、どんなに楽しそうに見えても、目と口が同時に動いて笑顔になったという場合は、作り笑いです。楽しいことがあったとき、人はまず口元をゆるめ、ついで目の表情を崩していくというのが普通。
同時に動くのは、そこに何らかの意図が存在することを意味しています。