本記事ではこのような疑問に答えていきます。
2020年にサラリーマンを辞めて、FXとブログで生計を立ててる25歳です。
投資歴7年、やっとのことでFX収入は月100万ほどになりました。
わりと赤裸々に、FXや投資関連のノウハウを毎日ブログにUPしてます。
- サラリーマンの生涯年収はいくらか
- サラリーマンレベルの生涯年収を突き破る方法
- 収入の平均は増えないけど、格差は広がる
サラリーマンの生涯年収はいくらか
分かりやすく、学歴別に生涯年収はこのような感じです。
- 中卒男性:2億200万円
- 高卒男性:2億1100万円
- 大卒男性:2億6900万円
※2019年調べ、退職は60歳で退職金は含めてないです
ざっくりですが、手取りは8割ほど。なので大卒サラリーマンの生涯の手取りは2億1500万円くらいになります。税金だけで4400万円です。マンション2部屋は買えますね笑
ちなみに、女性の平均額ははそれぞれ5000万円ずつくらい減ります。
上記は『ユースフル労働統計(政府データから労働に関する統計を抽出し、新たな統計指標を発表している機関)』の2019年データ参照。なので、これ以上ない信頼性です。
気になる方のために、政府の生データもいちおう置いときます。
生涯年収は1990年より、2020年の方が少ないです
近年、働き方改革やブラック企業の可視化、さらには政府推進の副業解禁など、どんどんサラリーマンの労働環境が改善されているように見えます。
けど、一番大事な「給料」という面において、実は改善どころか水準が下がってしまっているのが事実です。残酷ですが、これもデータで証明されていました。
経済学におけるオーナー側の視点は「雇用者には生活に困らず、暴動が起きないだけの賃金を与えておけばよい」というのが資本主義の前提としてあります。つまりは、豪華な生活ができるお金を、サラリーマンがもらえる道理はないという事です。
ここらへんはマルクスの『資本論』とか読むと分かりやすいです。まぁつまり、サラリーマンとして生きるのであれば、どうあがいても2億円~2億6000万円が限界という事です。
月収ベースの手取り額にすると35万円くらい
先ほど言った通り、大卒サラリーマンの生涯手取りが2億1500万円ほど。40年働くとして、平均の月額手取りを計算してみると次のようになります。
- 月の手取り:35万円
- 年間のボーナス:98万円
ぼく個人的には、この金額で家族を養うお父さん、お母さんは神かと思います。。。ただ、独身であればけっこう羽振りよく遊べそうな金額でもあるので、まぁ妥当かなと。
ちなみに僕の場合、2018年4月~2020年3月まで新卒2年間のサラリーマン生活では、残業75時間くらいでやっと手取り32万円くらいでした。う~ん今思えば地獄。
サラリーマンレベルの生涯年収を突き破るには
なんか「稼ぎたいなら、すぐに会社を辞めてフリーランスになれ」的なことを言う人は多いのですが、バカかと思います。それは偶然お前が上手くいっただけの方法だろ?という感じですね。
ちゃんと根拠を出してくださいよ、と。ぼくもサラリーマンだったので、当時はいろいろ調べたし、迷ったし、日々こんなことを思ってました。
なので「果たしてサラリーマンよりフリーランスの方が稼げるか?」について、データを用いて解説していこうと思います。
平均給与はフリーランス>サラリーマンと証明済みです
これまでフリーランスに関する公的統計がなかったのですが、内閣府が最近になって「フリーランスについて」というレポートを発表しました。
つまり、政府データを用いてサラリーマンとフリーランスの給与を比較できるようになったとゆーわけです。その結果、次のことが分かります、
- 30代大卒フリーランスの平均給与:573万円
- 30代大卒サラリーマンの平均給与:376万円
※参考:内閣府『フリーランスについて』
「フリーランスの方が柵がなく、働きやすい」というのは良く言われますが、もはや「給料もフリーランスの方が良い」ということすら、日本政府によってひそかに証明されてしまっているのです。
あと、「すぐ会社を辞めろ」は間違いだと思います
これについては、すみませんが個人的意見です。でも「今より稼ぎたいなら、すぐ会社を辞めろ」ってちょっと暴論じゃないですかね。「ウッ…!そういわれても現実的にきつい…」となる人が多いはず。
ぼくもサラリーマンだったのでよく分かります。「辞めたら収入ゼロ」というのは一時的だとしてもメンタル的にけっこうくるものがありますよね。ぶっちゃけぼくがサラリーマンを辞められた理由は「辞めても生活ができる収入源を持ってたから」が大きいです。
逆に言えば「別の稼ぎがあるなら会社は辞めてOK」という思考になれるはず。
なので、自分が今サラリーマンだからといって、焦る必要はないと思います。独立なんて、いつでもできるので。
とゆーわけで結論。サラリーマンレベルの生涯年収を突き破るためには、フリーランスになると良くて、そのためには今のうちから副業や投資を始めよう、という感じです。
で、そもそも会社を辞める必要はないと思いますので、1年ほどかけて副業を育てると良いと思います。ぼくも丁度、モノにするまで1年かかりました。
サラリーマンの生涯年収3行まとめ
最後に本記事の内容をサラッとまとめます。
- 大卒サラリーマンの生涯年収は2億7000万円
- 政府データで給料はフリーランス>サラリーマンと証明済み
- 稼ぎたいなら、会社は辞めずに虎視眈々と副業から始める
とゆーわけで、今回は以上となります。
先ほどの参照資料を見てもらえば分かるように、生涯賃金は上昇どころか、年々下がっているくらいです。2020年はコロナウイルスにより経済が荒れたとはいえ、サラリーマンという職業も安定皿として残り続け、むしろ社会人の8割はずっと「雇われ」でいるはず。
「雇われ」の方は会社から給料をもらうわけですが、この金額は結局のところ会社が決めることなので、賃金は雇い主の気分次第ということ。今の経済状況から見て、賃金を上げるどころか、むしろ引き下げるはず。
一方で、格差は今以上に広がるかと。なぜなら「会社依存」から抜け出して個人として働く人が増えているから。そういった人たちの給料は成果次第、しかも独立してる人は頑張る傾向にあるので、結局のところ月50~100万円くらい稼ぐ人はマジでざらにいます。
つまるところ、「サラリーマン」から「個人で働く人」への民族大移動が起きつつあるという事です。そしてこれら二つの格差がどんどん広がっていきます。
「ちゃんと仕事をしなくても出社すれば一定額の給料をもらえる」のが会社員ですが、これを安定とみるか、労働力の搾取とみるかはあなた次第です。
もし、労働力の搾取とみてしまうなら、民族大移動が起こる前、チャンスの大きい今のうちに何か始めておくべきだと思います。今ならまだギリギリ間に合うかと。
さて、少しじらすような文章になってしまいましたが、ともあれ人生は短いのでチャンスのあるうちに頑張ってみてください。
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