『10倍売る人の文章術』まとめ【これ1冊でセールスライティングはOK】

10倍売る人の文章術
Vector illustration, Businessman writing ideas on paper.

『10倍売る人の文章術』22のテクニックより抜粋

小見出しの工夫

小見出しでは何を言っても構いません。以前、レーダー速度計の広告を掲載したときのこと、私はこれでもというほど、とんでもない小見出しをテスト的に使ってみました。いわく「スクランブルエッグ」「仕事と遊び」「成功と幸運」など。これらの小見出しは宣伝文とは全く飲む菅家だったにもかかわらず、一切注目されませんでした。しかし本文でイチゴでのスペルミスをしていれば、講義や問い合わせが殺到したことでしょう。

よって、小見出しは「好奇心を刺激すること」に全精力を注いで、全く問題がないのです。

異論に先回りする

これはコピーを書く際に考慮すべき重要な要素です。商品を紹介していて、見込み客から何かしら異論や反論が出そうだと感じたら、みずからその異論を唱えることです。消費者が目の前にいない以上、あなたは次にどんな質問が出るかを予測しなければなりません。異論が出そうだと感じながらそれを無視するのは、その消費者を無視するようなもの。消費者は敏感ですから、その商品を買ってくれないでしょう。

そういうときこそ事実から目をそらさず、取り付けに関する疑問を先んじて提示しなければなりません。

シンプル、かつ明確にする

コピーは明確かつ簡潔で短く、的を射たものでなければなりません。読者を混乱させ、書き手のことを鼻持ちならないと思わせる難解な言葉は使うのを避けます。もちろん、アピールすウライ手が鼻持ちならない俗物なら話は別ですが。とにかくシンプルに。コピーが明確であればあるほど、読者はそれを読みやすくなります。唯一の例外は技術的な説明を加える場合のみです。

常套句は使わない

「世界が待ち望んでいた商品です」とか「信じられないような話です」とか、あからさまな常套句は避けましょう。使いたくなっても使わないことです。常套句や決まり文句を使うと、実は大していうべきことがなくて、ただスペースを埋めなければならないのだろうと思われてしまいます。

試用期間

消費者が購入時に触ったり感じたりできない商品には、試用期間が必要です。通販商品もそうです。ただ一つの例外は、価値が極めて高く、よく知られた商品なので、消費者がリスクを取っても良いと考えるケースです。試用期間は短くても一か月。二か月あればなおよいでしょう。試用期間が長ければ長いほど返品の可能性は減り、消費者の信頼は増すことが実証されています。

本書内では「反応に差が出る22のテクニック」のほかに「役に立つ22の心理トリガー」も紹介しています。

セールスライティングはこれ1冊で十分すぎるほど身につきます。著者の『ジョセフ・シュガーマン』は評論家などではなく、マーケティングの現場でバリバリ働き”全米No1セールスライター”と呼ばれるプロ中のプロ。

新しい発見しかないと思うので、ぜひ^^。

 

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