本記事ではこのような疑問に答えていきます。
こんにちは。Jonです。
長時間労働は美徳じゃないと思います。
サラリーマン時代、残業100時間ほどして、きつかったです。
あれが数か月続いたら、ホントに病んでたかもしれないです。
「病むことが評価につながる」という社会の現状に悲観したので、今回は「長時間労働」について書いていきます。
長時間労働が『美徳』ではない話
繰り返しますが、長時間労働=美徳ではないです。
次の質問で、それを証明します。
次の二つのうち、あなたならどっちを選びますか。※どちらも、仕事内容は同じです。
- 8時間働いて、給料1万円
- 4時間働いて、給料1万円
ほとんどの人が、後者を選ぶと思います。
ほら、感覚的に「長時間労働=美徳」じゃないってわかるじゃないですか。
労働時間が半分なのに、給料が今と変わらないなんて、そんなの誰でも飛びつきますよね。。。
長時間労働は、なぜ美徳とされてきたのか
じゃあなぜ、長時間労働が社会では評価されてきたか。
その理由は単純で、「経営者目線」で考えてみればわかります。
さて、先ほどと同様の質問をします。
今度はあなたが「誰かを雇う」として、次の質問に答えてみてください。
どちらの人を雇いたいですか?※どちらも、仕事内容は同じです。
- 8時間働いて、給料1万円
- 4時間働いて、給料1万円
間違いなく、前者ですよね。
と、こんな感じで「労働者目線」と「経営者目線」の価値観は180度異なってきます。
「あの人は良く残業して頑張ってるねぇ」とか「土日に仕事の準備をして、平日の仕事に備えてるあの人はデキる人だねぇ」とか、よく聞きません?
とまぁこんな要領で、「会社の中における価値観」は往々にして「長時間労働=美徳」とされてます。
語弊を恐れずいえば会社は経営者の所有物であり、経営者の価値観が反映されて然るべきで「なるべく従業員には安い給料でたくさん働いてもらいたい」という意思が少なからず反映されるからです。悲しい。。。けど現実です。
個人事業主やYouTuberなどが注目されてきた今でも、社会人の8割は会社勤めのサラリーマンと言われてます。なので、どうあがいても全体の8割は「長時間労働が評価される」という環境で働かざるを得ないんです。
でも、ホワイト企業なら「効率化」が重視されてたりします。
僕も100時間労働した月は上司に「いつでも休め!むしろ効率化しろ!」と言われてました。うれしいことに割とホワイト企業ではありました。2019年に働き方改革関連法案が一部施行されるなど、国として社会の在り方を見直すさなか、こんな感じで無駄な長時間労働を否定する企業も少なくありません。
とはいえ、ストレスや過重労働による自殺報道も絶えることはありません。
なのでホワイト企業ならワンチャンあるとはいえ、今の日本ではまだ「長時間労働=美徳」とする文化が根強く残っているように思います。
長時間労働のジレンマと本質
こんな話があります。
これは長時間労働のジレンマを象徴するお話です。
Aさんは1年間つらい思いをしながら働き続け、3倍の成果を出せるスキルを身に着けたのにもかかわらず、給料は3倍になるどころか、1円たりとも増えないんです。
つまり長時間労働をしたとしても、増え続けるスキルと成果に対して、給料はほとんど上昇しないというジレンマに悩むことになります。
本質は「質の向上」にあると思います
長時間労働の本来の目的は「質」つまりはスキルの向上だと思います。
働くことで、新しい知識、経験、感情を覚え、成長することこそが大事です。
しかし、多くの人がこのことを理解しながらも、実践できていないように思います。「長時間労働=美徳」という図式がシンプルであるが故に形骸化し、「長時間労働さえすればよい」という認識さえ、労働者の間にあったりします。
「給料をたくさんもらうために、テキトーに残業しよ」こんな価値観が「長時間労働=美徳」という経営者側の価値観を助長している側面もあるのかもしれません。
改めて思い出してください。
あなたとって「長時間労働=美徳」はありえないんです。
そのままの価値観では、あなた自身が苦しむだけです。
しかも、経営者側の価値観も変わりつつある
現代では状況が変わりつつあります。
今までは会社が労働者に「長時間労働=美徳」という価値観を植え付けるという構図でした。
でもこれから、こういった価値観を持つ会社は減り続けます。
つまり「効率よく、最短で」を求める会社が増えていきます。
やがて「長時間働きさえすればよい」という価値観は会社員の生存戦略としてすら機能しなくなってしまうんです。無能は不要とされてしまうんです。高速道路の中で、時速10Kmで走り続けるあなたは、周りからクラクションを鳴らされ、追突され、脱落を余儀なくされてしまうんです。
もしあなたが「長時間労働=美徳」という価値観を鵜呑みにしているのであれば、考え直し「仕事の質」を上げる必要が出てきます。
長時間労働をしたほうが良いです
ここまでのことから、仕事の質を上げるために長時間労働するのは別に悪じゃないです。
むしろ、若いうちはどんどん働いたほうがいいんじゃないでしょうか。
「毎月本を30冊読んでます!」
「YouTubeでインフルエンサーの動画を見て学んでいます!」
「英語を学習しています!」
「残業100時間しています!」
これらはすべて「手段」に過ぎません。
例えば僕の場合は「ブログ毎日更新してます!」ですが、これは”資産づくり”を「目的」として行っている「手段」でしかありません。「手段」は実行して当たり前で、もっと大事で難しいのは「目的」に到達することです。だからブログを書いて、それを目的にどうつなげるかこそ重要です。
でも、これを意識できてる人は結構少ないんじゃないでしょうか。
あなたが読書してる目的はなんですか?
もっと言えば、今このブログを見ている目的はなんですか?
このブログを見てるだけで、満足してないでしょうか?
見終わったらページを閉じて、またいつもの日常に戻るだけじゃないでしょうか?
こういった方は「手段」と「目的」をしっかり切り分ける必要があります。
当然これは「長時間労働すること」においても、同様なことです。
長時間労働それ自体に没頭せず、スキルの向上という「目的」を忘れないようにしましょう。
きついことも言いましたが、人生何歳からでも挽回できると思います。
ゴッホなんて、28歳になるまで筆すら握ったことがなかったし、ケンタッキー・フライド・チキンの創業者カーネル・サンダースが花開いたのも40代になってから。ハリウッドの超有名俳優であるモーガン・フリーマンがブレイクしたのも50代を過ぎてからです。
人生いつ、大きな成功が訪れるかわかりません。
だから今からでも、誰でも、頑張ってみる価値はあると思います。
というわけで、みなさん、悲観せず頑張りましょう。
ではでは、今回は以上になります。
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