【まとめ】ファッションバイヤーMBさんのビジネス思考【メルマガより抜粋】

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本記事は「ファッションバイヤーMB」さんのメルマガの中から、僕がビジネスをする上で、非常に参考になった言葉をまとめたものです。

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「努力なんて無駄」と諦め自嘲気味に言う人もいますが、そんなことは全くありません。正直私も実らない努力をここ数年重ねてきました、TVのためにかけた時間は膨大です。何百の打ち合わせと会食をこなしてきましたが、結局90%が実りませんでした。でもその失敗の都度、「これがダメなんだ」「TVってこういうものなんだ」と少しずつ学べたのです。

分かれ道で壁にぶつかったらきた道を引き返します。これを「無駄」と捉える人もいるでしょうが、私はそうは思いません。右に行ったからこそ左が正解だとわかるわけでしょう。才能のある人はすぐに左を選べるのかもしれませんが、残念ながら私は才能がない。だからこそ努力量で戦うしかないのです。右が違うから左だ、次はどっちだ、と何度も体当たりして進み続けようやく一定の答えにたどり着いているのです。

ところが多くの人は分かれ道の前で腕を組み悩み続けるのです。左右の道のどちらが正しいのか知りたいから分かれ道の前で本を開いて勉強したりします。時間をかけて考えて結果「この分かれ道は自分には無理だ」とトライもせず帰ったりするのです。

声を大にして言いたいですが、大事なのは努力と行動する勇気です。さらに大事なのはその原動力を与えてくれる使命感や目的意識です。そしてさらに大事なのは目的や使命を意識させてくれる「人生の定義」です。

努力ができない人は目的がないから出来ないのです。

目的が作れない人は人生を定義していないから作れないのです。

自分は何のために生きるのか

自分はこの命を何のために使うのか

こうした生き方を定義した時に目的が生まれます。

するとその目的に即した努力が出来るようになります。

 

自分の顧客はどんな人で、どんな生活水準で、どんな暮らしをして、どんな性格で、どんな家族構成で・・・といった具体的人物が頭に想像できるくらいに設定しましょう(もちろんこうした顧客設定は”モデルケース”で構いませんが、同じ家族構成の顧客だけを狙うといった意味ではありません)。

まさにこの「顧客の設定」をしていないから、集客方法に迷うのです。

顧客の設定が明確であるほどに、自分の顧客がどこで何を見ているのかがわかります。広告を出すにしても最も優先すべき箇所が理解できます。

ブログにしても顧客が設定できていれば「どのキーワードで何を検索をしているのか」がわかるはずですから、記事タイトルに入れるべきキーワードが理解できるはずです。

また顧客が設定できればSNSなどからも流入させることができるでしょう?自分の顧客がどんなワードでSNS投稿をし、どんなハッシュタグの投稿を見ているのか理解できますよね?

「これをすれば集客できる」

厳密に言えばそうした技術はありますし、そうした方法はあります。しかしながらその手の集客方法は「集まっても何も生まれない」ものばかりです。大事なのは人の数ではなく「エンゲージメント」です。書籍に書いてあるはずです。

女性向けのブログに男性を集客してもなんの意味ももたらさないですよね。

ですから集客とは「正しい顧客を集める」ことであり、「無闇に数を求めること」ではないのです。この意味において「これをすれば集客できる」という発想や方法論ではいくら追いかけても時間を費やしても結果に直結しないことがほとんどなのですね。

 

「顧客の設定」

「客観性のある差別化」

この2つでビジネスの骨組みはほとんど完成します。

逆にいうと、壁にぶつかる人は大半がこの2つをおろそかにしています。

「あなたの顧客は誰か?」

「顧客が同業他社と比較した時、自社を選ぶメリットは何か?」

この2つの問いにきちんと答えられないと、たびたび壁にぶつかるでしょう。超基本ですが、ほとんどの方がおそろかです。

ブログも顧客の設定があれば

文章の書き方も

画像のつけかたも

タイトルの付け方も

更新時間も

SNSの投稿内容も

全て規定されるんです。

例えば私だって「おしゃれな人にウケる文章」と「おしゃれじゃない人にウケる文章」って全然違うでしょ?顧客が定義されていたらどっちにするか決まるじゃないですか。

また仮にそうしたことがわからなくても、顧客が定義された時点で顧客の触れている媒体や情報を見れば「顧客の好み」を知ることができますよね?

「フランス料理は世界中で認められている美食だから、皆喜ぶはずだ」

じゃダメなんですよ。

「この地域は肉体労働者が多いから、汗を流しているはずだ。ということはしょっぱいものが欲しいわけだから味付けの濃い煮込み料理を作ってあげよう」

と顧客のことを考えた瞬間に、答えが出てくるんです。

「MBさんがこうしていたから」じゃダメです。全ては自分の顧客のためであり、「どうしたら自分の顧客が最大限喜んでくれるか」それだけ考えてみてください。

 

「集客方法」

「お金の稼ぎ方」

一昔前はこれらを声高にうたった情報商材ビジネスがありました。以前も話した通りですが、私は若い頃投資から転売からあらゆることを試しましたが、その中でネットビジネスの世界を見たこともあります。法人コンサルで展開していた内容をネットビジネス的に資料を販売したこともありました(これが笑えることに、なんと1冊しか売れなかったですがね笑)。

YouTuberのヒカルさんや与沢翼さんもこの世界で様々な商材を販売していました。玉石混交ではありますが、ほとんどが・・・ネットビジネスの世界の実に9割ほどは稼ぎ方や集客方法などの「方法論」を解説したものばかりでした。

若い頃は好奇心も探究心も旺盛だったので、それこそネットビジネスの商材もいくつも買ってみましたが・・・意外なことに詐欺的な商材はほとんどありませんでした。皆どれも真っ当なこと「確かになあ」と納得いくものばかりでしたが・・・実はどれも決定的な視点に欠けていたのです。

それは「本人の意志」を無視した「方法論」に終始しているところ。

ぶっちゃけた話をすると

お金の稼ぎ方なんていくらでもあるんですよ。

私が今パッと思いつく限りでも「これをこうすると確実に儲かる」といった方法は10も20もあります。嘘だと思うかもしれませんが、本当です。いくらでもあります。例えば「海外に行ってこれを買い付けて日本に持ち帰ってメルカリ出せば年200万くらいなら確実に手に入る」なんて方法とかね。そんなの死ぬほどありますよ。

ぶっちゃけた話、

集客の方法なんていくらでもあるんですよ。

どうやったらフォロワーが集まるか、どうやったら人が集まるか、そんな方法死ぬほどあります。集めるだけならね、いくらでも出来ますよ。私はSPAでわずか1日で600万PVを達成したことがありますが、方法論でいえば無名だろうと有名だろうと関係なく人を集める方法なんてゴマンとあります。

・・・でもね、

それら「方法論」はほとんど意味がないんですよ。

確かにこれら方法論は真実だし、正確だし、再現性もあります。

そこに嘘はないし、その意味でネットビジネスは詐欺じゃありません。

しかしながらそこに「本人の意思」がないんです。

・・・だから方法論は画に書いた餅で終わるんです。

 

方法論で集客して何になるの?

大勢の人が集まる方法は確かにある。

1万人10万人のフォロワーが集まって、その人たちは一体何になるの?

何を告知しても何を宣伝してもあなたに興味は大してないはず。

ただテクニック的に集まってきた人たちは、あなたの言葉で動かされることなどない。

芸能人が始めたユーチューブのように

「知名度はあるけど、それはテクニックで得たものだけだった」

なんてことになる。実ビジネスはそういうことじゃない。誰でも知ってるような知名度があるのにチャンネル登録は100人足らずなんて、最近よく見かけるでしょう?

ビジネスは

意志と顧客で決まるもの。

「お金を稼ぐにはどうすべきですか?」

「人を集めるにはどうすべきですか?」

「読むべき本は何ですか?」

大事なのは「何をすべき」じゃない、

あなたが「何がしたい」かなんですよ。

方法論は意志を持った人しか作用しない。

「~~すべき」と意志を無視し絶対的な正解だけを求める人はどう頑張っても幸せを掴むことはできないんです。

とても難しい話だけど、

これが理解できると差がつきます。

何しろほとんどの人は正解主義の中で生きているから。