【ヒマなら読もう】藤澤数希さんのメルマガ『金融日記』から学ぶべきこと

藤澤数希_メルマガ
根底にある思考

このメルマガのスタンスとして、イデオロギーを持たない、自分たちで結果を左右できないことについて無駄

な労力を使わない、与えられた環境の中で個々人の最適解を目指す、ということであり ます。

陰キャについての、考察

イチローのような野球選手や中田のような卓越したサッカー選手などはだいた い内向的です。本質的には彼らはかなり陰キャっぽいです。ビジネスの世界ではビル・ゲ イツもウォーレン・バフェットも見るからには陰キャです。膨大な時間をかけてひとつの スキルを極限まで引き上げた人たちは、だいたい内向的な性格です。少なくとも内向的な 部分があるわけです。

子ども時代に「ゲームをする」のはいいこと?

僕自身を振り返ると、ゲーム三昧の日々を過ごしたことはめちゃくちゃ良かったな、と思います。というのも、日本は中国の科挙文化圏に属しているので、ペーパーテストが重視されています。そこでいい点を取れる人を「頭がいい」というような文化というか知性観です。余談ですが、アメリカはその反対で、テストでいい点を取るためだけに心血を注いでいる中国人家庭で育ち、母国語でもないのに実際に自分たちより遥かにいいスコアを出す中国人の学生を、ただのテストバカだとこき下ろす文化とうか知性観だと思います。そして、実際のビジネスや恋愛などの人間関係ゲームを振り返ると、ペーパーテストの勉強より、僕が高校生のときにハマっていた対人ゲームのほうがよほど近いわけです。

投資におけるリスク管理について

分散投資はリターンを減らすことなくリスクを減らせるというので、効率的な市場では唯一のフリーランチと言われていますが、日本の投資家は外国株インデックスファンドなどに世界に均等に投資すればいいのに、なぜか日本50%、外国50%みたいな変なアセットアロケーションにするし、それがリスクの観点からも好ましいとか、よくわからないことが日本の資産運用の教科書に書いてあったりします。

日本に住んで、日本で働いていたら、そもそも日本経済に対して何らかのベットをしていることになるので、リスク分散の観点からは、むしろ日本株0%、外国株100%のほうが好ましいんですけどね。

チャレンジをするか?現状維持をするか?

同じところをグルグル回っていても、ダメなんですよね。

いつもチャレンジできることを見つけて、常に全力でぶつかっていかないといけません。

いまの場所にチャレンジできることがないなら、もっとリスクを取って上の世界に飛び出しましょう。

10回やったら5回は転んで失敗して、笑われるようなことをやり続けるのがいいです。

どうせ人間いつか死ぬし、死んだあとはゆっくり休めます。

生きてる間ぐらい全力で駆け抜けましょう。