『人生ドラクエ化マニュアル』まとめ【大学生の僕を180度変えた本】

人生ドラクエ化マニュアル

こんにちは。Jonです。

大学時代「意識高い系」でして、池袋の勉強カフェというコワーキングスペースに通ってました。その時、出会った本です。かなり人生を変えるきっかけになりました。

「ここ最近、人生に大きな悩みを抱えている」
こんな方なら、たぶんこの本が人生の転機になる。

そこで、本著書から個人的に感銘を受けたコトバをいくつか紹介します。

『人生ドラクエ化マニュアル』まとめ

 

現実世界の敵を「モンスター」に置き換える

現実世界には「いちいち嫌味を言ってくる性格の悪い人」や「頭の固い上司」「常識、世間体にとらわれている両親」などの敵がいる。これらに出会ったとき、あなたは落ち込んだり、イライラするだろう。

しかしドラクエで行く手を阻む「スライム」や「はぐれメタル」、あるいは迷路だったり沼地に出会ったときは、どうだろうか?ドキドキワクワクして、どう倒そうか、どう乗り越えようか自然と頭を巡らすのではないだろうか。

そう、現実世界では落ち込む要因となるものが、なぜか、ドラクエの世界では必ずしもそうはならないのだ。

現実世界で敵に出会ったとき、「いったいこれはドラクエのモンスターで言う、誰だろう」と想像し、楽しむことで、楽しくかつ全力で敵を倒すことができるのだ。

笑える名前を付けて、笑い飛ばせ

現実世界の敵に出会ったとき、楽しく乗り越えるコツの一つが、モンスター名をつけることだ。

例えば、もし敵がねちねちとした粘着気質の人間なら「おおなめくじ」

もし、不潔な上司なら「くさった死体」
巨漢男なら「マンドリル」
センスが泥臭いなら「どろ人形」
年齢の割に老けて見えるなら「ドルイド」
突然キレる敵なら、「ばくだんいわ」
デブなら「キングスライム」

こうやって、敵に笑えるモンスター名をつけ、現実世界の敵とドラクエのキャラクターを重ね合わせただけで、なんだかとても楽しくなってくるのだ。

ゲームには「敵」が不可欠

人生をゲームとして楽しもうと思うなら、人生の中に登場してくる敵もやはり必要不可欠だ。

人生において、自分の夢への障害や邪魔をする人と遭遇した時、人は「コイツ、嫌な奴だなぁ」「コイツさえいなければ夢が実現するのに。クソっ!」「なんて俺はついてないんだ」などと、ムカついたり、憤ったり、自分の不運を呪ったり、落ち込んだりするのが一般的だ。

では実際に、自分の夢実現を邪魔する人、邪魔する障害などが一切この世からなくなったとしたらどう感じるかというと、、、

一時的には、とても幸福感を感じられるだろう。マリオで無敵になったとき、一時的に幸せを感じるように。しかし、その後に待ち受けるのは、つまらない、味気ない、面白くもなんともない人生なのだ。

そういう目で、今あなたの目の前に立ちはだかる敵や障害を見直してみてほしい。

自分の人生ゲームを楽しくしてくれるために、わざわざ悪役を買って出てくれるいとおしい存在に見えてこないだろうか?そして、その敵を倒したとき、想像を絶する喜びが得られる予想はしないだろうか?

負けても増える経験値

ドラクエでは、モンスターに勝ったときだけ経験値がもらえる。一方、人生ゲームでは、経験値の増え方がドラクエとは異なっている。具体的には、、、

敵との戦いに勝ったときだけではなく、負けても、さらには途中で逃げても経験値が増える。

なぜ人生ゲームの場合、敵との戦いで負けても経験値が増加するのか?
それは、人生ゲームにおいては、敵との戦いで負けた場合「このやり方では敵は倒せない、次回は別のやり方にしよう!」と分かり、それを次回のバトルに活かせるという意味で、経験値で増加するからだ。

また、戦闘途中で逃げたとしても、そこまでの先頭経験で得た情報は、次の先頭で生かすことができるため、やはり経験値は増加する。

にもかかわらず、負けつことを恐れて全く戦おうとせず、結果、一向に経験値が増えず、レベルも一考に上がらない人が多い。

一方、このゲームルールをよく理解している一部ゲームプレイヤーたちは、負けても経験値が増加するからと、次過多次へと敵と戦いまくり、どんどん経験値を増やしてレベルを上げていっている。

人生の選択肢は、無限に作り出せる

ドラクエの場合、選択可能なコマンドは「話す」「呪文」「強さ」「道具」「階段」「扉」「とる」「調べる」などしかない。

一方、人生ゲームでは「買う」「売る」「話す」「考える」「食べる」「寝る」「遊ぶ」などの基本コマンドが無数にあるだけでなく「ゲーム化理論を実践する」「ゲーム目的を変更する」「人生ドラクエ化マニュアルを買う」など、自ら無数のコマンドを作り出すこともできる。

そう、人間は「コマンドを作る」という、最強のコマンドを持っているのだ。

このように人間は無数の選択肢を持っているにもかかわらず、一回試しただけで「策が尽きた」「もやることが何もない」などとぼやき、それで諦めてしまう人のなんと多いことか。

万策尽きたと思ったときは「コマンドを作る」という最強のコマンドを実行し、選択肢を次々と増やし、あの手この手を使って敵と戦えばよいだけなのだ。