・仮想通貨取引所のBinanceって日本人でも使えるの? ・Binanceを利用するのに、日本の法律的に問題はない? ・Binanceの評判ってどう?実際に使ってる人の口コミを知りたい!
本記事は、このような方のためにBinanceの日本人利用可否・法律的問題・Binanceの評判について投資歴7年の著者がガチ調査した結果をまとめました!
- Binanceは世界No1の取引量を誇る大手仮想通貨取引所
- Binanceは日本人でも利用可能。法律的にも問題なし!
- 今なら取引手数料永年10%オフで利用可能!
Binanceとは
会社情報 | |
会社名 | Binance |
CEO | Zhao Changpeng(ジャオ・チャンポン) |
設立 | 2017年(中国にて設立) |
従業員数 | 1300人以上 |
登録住所 | 非公開 |
サポート | チャットサポート:Binance公式サイト右下(日本語対応) |
対応言語 | 26言語(日本語、英語含む) |
最大レバレッジ | 125倍(日本国内の仮想通貨業社は最大4倍) |
Binanceは2017年に中国で設立されてからわずか3年で、世界最大の仮想通貨取引所へ成長しました。
設立からわずか半年で利用者数は600万人突破。
銘柄数は190種類以上と、国内取引所では購入不可能なアルトコインを買える上、手数料も国内業者と比較して格安という特徴があります!
Binanceは日本人利用が可能
結論として、Binanceを日本在住の日本人が利用することは可能です。
2018年初旬、「Binanceが日本語対応をやめ、日本市場を撤退しようとしている」という情報が流れました。実際、Binanceはホームページの日本語対応を撤廃しました。
しかし、2020年6月にBinanceはしれっと(笑)日本語対応を復活させました。
とはいえ事実として、日本語対応がされていない時期から、すでに多くの日本人トレーダーがBinanceを利用していました。
なぜ、こんなややこしいことになっているのか。これには日本の法律が大きく関係しています。
Binanceの利用に法律的問題はない
日本の法律では、僕たちトレーダーがBinanceを利用することは、犯罪行為に該当しません。
これについては以前『海外FXの違法性』の記事で解説したのですが、日本の法律が定めているのは「金融庁の許可を得ていない金融商品取扱業者が日本在住者に向けて営業活動を行うことの禁止」です。
つまり、罰の対象となるのは、あくまで業社側のみです。
実際に金融庁が掲載している文章がコチラ。
○海外所在業者であったとしても、日本の居住者のために又は日本の居住者を相手方として金融商品取引を業として行う場合は、金融商品取引業の登録(日本の「金融商品取引法」に基づく登録)が必要です。日本で登録を受けずに金融商品取引業を行うことは、禁止されています。(違反者は罰則の対象となります。)
参考:金融庁『無登録の海外所在業者による勧誘にご注意ください』
これに対して、Binance含む海外の仮想通貨・FX業社は「日本在住ではなく海外在住の日本人のために、ホームページを日本語化している」という立場をとることで、法律をすり抜けて日本人へサービスを提供しているのです。
こういった事情が事実なので、僕たちトレーダーがBinanceを利用することの違法性はゼロです。
とはいえ、日本在住の日本人が閲覧できるホームページを日本語対応しているので、海外の仮想通貨・FX業者側の活動はグレーゾーンだとも言われてます。
いずれにせよ、法律的に問題になるのは業者側で、僕たちが罪に問われる可能性はないのです。
日本の金融庁とBinanceの関係はむしろ良好
Binanceは下記ブログで「日本市場で正しいふるまいをするために日本の金融庁と協力していく」と公式に声明を出しています!
Z Corporation, a subsidiary of Yahoo Japan, and TaoTao begin negotiations with #Binance for strategic partnerships in the Japanese markethttps://t.co/MdMS4Etele pic.twitter.com/buBKkDTZ7N
— Binance (@binance) January 17, 2020
だからこそ一時廃止した日本語対応も、現在は復活させているのでしょう。
僕自身もBinanceを仮想通貨トレードのメインアカウントして用いていますし、実際にユーザー数・取引高ともに世界No1なので、日本人にとって非常に使い勝手の良い取引所であることは間違いありません。
Binanceの良い評判
日本語対応している
Binanceの公式サイト・およびサポートは日本語対応しています。
一部Google翻訳レベルの日本語もありますが、読み取れるレベルです^^。
また日本語のチャットサポートも可能。
日本人であっても英語不要で口座開設し、仮想通貨を購入できます!
信頼性が高い
- 2018年7月、西日本豪雨では5670万円を寄付
- 2018年7月、ユーザー資産保護のため保険ファンドSAFUを設立
- 2018年11月、ウガンダ学生への寄付・慈善事業を開始し年200人を養う
上記のように、Binanceはサービスの充実だけでなく寄付・事前活動、加えてユーザー保護活動に力を入れています。
SAFUは実際に2018年のハッキング事件の際、流出した7000BTCを現金で補填し、ユーザーには一切の被害を出しませんでした。
この男前の対応は今でもよくBinanceが称賛を受けている大きな理由の一つです。
バイナンス使いやすいし手数料安いし、こないだのハッキング騒ぎの時も男前な対応してハッカーに打ち勝ってたし、その辺の国産業者と比べたらよほど健全だと思うんだけどな… 放っておいても天下取るんでしょうから、認可してやったらいいんじゃないですかね…
— 丼上⊂(🐷´🐽`🐷)⊃ドンドン (@ino_yosui) March 22, 2018
https://twitter.com/ino_yosui/status/976764650254614528
クリスティアーノ・ロナウドと独占パートナーシップ契約
2022年6月26日、プロサッカーのあらゆる「得点記録」を更新した伝説的フットボーラー「クリスティアーノ・ロナウド」とBinanceは正式にパートナーシップ契約を締結しました。
バイナンスは、ポルトガルサッカー界のレジェンド、Cristiano Ronaldo(クリスティアーノ・ロナウド)氏との複数年にわたるNFTの独占パートナーシップを発表します。
公式Twitterでもロナウド本人がアナウンスしています!
#Binance 🤝 @Cristiano 🐐
— Binance (@binance) June 23, 2022
We're kicking off an exclusive multi-year NFT partnership with football legend Cristiano Ronaldo.
This is your opportunity to own an iconic piece of sports history and join CR7's Web3 community. pic.twitter.com/3j1lKcqrbn
普段サッカーを見ない人でも知ってるくらい知名度がある選手との契約は、Binanceの信頼度の高さを象徴していますね。
ゼロカットシステム搭載で借金のリスクゼロ
Binanceは追証なしのゼロカットシステムを採用しています。
・追証:口座残高がマイナスになった場合ユーザーに負担義務が生じる
・ゼロカット:口座残高がマイナスになった場合Binanceが負担する
上記の違いがあり、ゼロカットシステムを実施している業社が好まれています。
なお、日本国内の仮想通貨・FX業者は例外なく追証制度を採用しています。これは法律によって定められています。
国内のDMM bitcoinなどより、海外のBinanceやBitMEXが好まれる代表的な理由の一つが、このゼロカットシステムです。
最大レバレッジ125倍で稼ぎやすい
Binanceは仮想通貨業社としては破格の最大レバレッジ125倍でのトレードが可能です。
日本国内の仮想通貨トレードのレバレッジは最大4倍なので、その約30倍のレバレッジです。
ボラティリティの高い仮想通貨トレードなので、1日〜1週間単位で大きな稼ぎを狙うことができますね^^。
Binanceでレバレッジ取引ができる銘柄は全部で24種類です。
- BTC/USDTのみ:レバレッジ125倍
- それ以外:レバレッジ75倍
2024年10月9日現在は、上記がBinanceのレバレッジ内訳となっています。
✔︎Binance先物で取り扱っている仮想通貨一覧
LTCUSD 二四半期 / LTCUSD 四半期ごと / LTCUSD Perpetual / XRPUSD 二四半期 / XRPUSD 四半期ごと / XRPUSD Perpetual / EGLDUSDT / LTCUSDT / SNXUSDT / DOGEUSDT / RLCUSDT / HNTUSDT / LTCUPUSDT / XRPUPUSDT / SUSHIDOWNUSDT / BTCUPUSDT / UNIUPUSDT / AAVEDOWNUSDT / LTCUSDT / XRPUSDT / BTCUSDT / LINKUSDT / ETHUSDT / BNBUSDT
Binanceではレバレッジトレードにメーカー手数料(指値)、テイカー手数料(成行)の2種類の手数料がかかります。
というのも、トレーダーのランクがVIP0〜VIP9までの計10段階で決められ、上位ランクに行くほど、この手数料が下がっていくからです。
ランクごとのレバレッジ手数料はコチラ。
ランク | メーカー手数料 | テイカー手数料 | ランクアップ条件 |
VIP0 | 0.020% | 0.40% | 取引高50BTC未満(30日間) |
VIP1 | 0.018% | 0.40% | 取引高50BTC以上(30日間) |
〜略〜 | 〜略〜 | ||
VIP8 | 0.004% | 0.020% | 取引高80,000BTC以上(30日間) |
VIP9 | 0.000% | 0.017% | 取引高150,000BTC以上(30日間) |
資金調達手数料が業界No2で安い
資金調達手数料とは、Binanceに限らず仮想通貨取引所のほぼ全てで発生するポジション維持手数料です。(日本国内のbitFlayerやGMOコインでも発生します)
FXの教養がある方は「スワップ」と言えば、分かりますね^^。
日本国内の仮想通貨取引所では「1日に1回発生する」のが一般的ですが、Binanceは「8時間に1回発生する」というルールになっています。
なお、この資金調達手数料は銘柄ごと、さらには時間ごとに変動します。
仮想通貨取引所のスペックをデータ化する企業Skewが「主要7業社の資金調達手数料の平均額」を公開しています。
そのデータがコチラ。(上から手数料が安い順)
- ビットフィネックス:0.0002%
- Binance:0.0094%
- デリビット:0.0102%
- OKEx:0.0109%
- BitMEX:0.0115%
- FTX:0.0126%
- クラーケン:0.0226%
この調査ではBinanceがトップ2で資金調達手数料が安いことがわかります!
資金調達手数料はBinanceの「Funding」という項目で確認できます。
PCの場合はチャート上部。
スマホの場合も画面上部で見れます(日本語化されているのでわかりやすい^^)。
サーバーにAWSを利用しており安定性が高い
BinanceはサーバーにクラウドサービスAWS(Amazon Web Service)を利用しています。
AWSは名実ともに世界No1のクラウドサービスで、2019年度は349億円の売上となっており、世界のクラウド市場のシェアにおいて32.3%を占めています。※なお、2位のMicrosoft Azureは16.9%とその半分以下です
AWSの高速ネットワークと堅牢なセキュリティによって、僕たちトレーダーは素早い約定や、安定したトレードを実現できるのですね^^。
セキュリティレベルが高い
- 2019年9月、国際標準化機構(ISO)認証を取得
- 2018年のハッキング事件を受け全セキュリティ体制を一新
- 万が一資金流出してもSAFUによる補填アリ
Binanceはハッキング事件以前から2段階認証の導入やサイバー攻撃対策を行なっていましたが、2018年の約44億円のハッキング事件後に、セキュリティ体制を約1年かけて一新しました。
既存のセキュリティ強化だけでなく、新たにワンタイムパスワードの導入や、加えて2019年9月には国際規格のISO認証を取得しました。
そして44億円の被害に遭った時に全ユーザーの被害をゼロに補填したSAFUの体制も維持しています。
ハッキングの対応も的確だったので、むしろ信頼感が増した。
— たつぞう.eth (@tatsuzou12) November 29, 2019
客の資産を毀損し、さらにハードフォークコインまで付与しない取引所、ロビー活動もうまくできず、無駄な規制に対してモノを申せない協会。
これでは、グローバルでは勝てない訳だよ。
少なくとも私はバイナンスの方を使いたいと思う。
メールアドレスだけで口座開設可能
Binanceはメールアドレスのみで、口座開設が可能です。
なお、当サイト経由で口座開設いただいた方は永年取引手数料が10%引きになりますので、ジャンジャン利用してください!
いつ終了するか未定のキャンペーンのため、お早めに^^。
Binanceの悪い評判
日本円の入出金が不可
2019年末ごろにBinanceは「9ヶ月以内に、日本円を含む世界の全法定通貨に対応する」と声明を出しました。
宣言通り、2020年1月19日、BTC・ETH・XRP・BNBの4つの暗号通貨が日本円で購入できるようになりました。
ところがその3日後、Binanceの公式サイトから「JPY(日本円)」の表記が削除され、利用不可になってしまいました。
先ほどの法律的問題のセクションで、Binanceと日本の金融庁の問題は上述しましたが、「日本円に対応」というのは法律的に無理があったみたいですね。
上記の公式サイトに記載があるように、Binanceで仮想通貨を購入する際は、一度「米ドル」または「ユーロ」に両替する必要があります。
また両替手数料はユーザー側の負担になるので注意しておきましょう!
過去の事件アリ
2019年5月8日、Binanceはハッキングで全資産の2%相当である7000BTC(当時の額で約45.5億円相当)が流出したことを発表しました。
原因はCoincheck事件同様にホットウォレットに資産を保管していたところを狙われたことです。
とはいえ、被害額は全てSAFU(Secure Asset Fund for Users)という保険金ファンドによって補填され、ユーザー被害はしっかりとゼロに収めています。
Binanceは上記のハッキング被害と立て続けに、2018年8月に顧客情報流出の疑いに対して、犯人から身代金を要求されていること発表しました。
しかし、結論として、犯人が流出させた画像がBinanceのKYC認証(本人確認)スキームで組み込んでいる画像データと一致していないことがわかり、Binanceから顧客データは一見も流出していないことが判明しました。
【まとめ】仮想通貨業社Binanceの評判はかなり高い!
最後に、本記事のまとめです。
- Binanceは世界No1の取引量を誇る大手仮想通貨取引所
- Binanceは日本人でも利用可能。法律的にも問題なし!
- 今なら取引手数料永年10%オフで利用可能!
永年手数料10%オフは当サイト限定&期間限定です。ぜひお見逃しなきよう^^。
初めまして。
Binanceで暗号資産運用を行っている、natuと申します。
取引を初めた当初は、Binanceについて「日本人は利用を認められていない」と書いてあるウェブサイトがあり、困惑していました。
それゆえ、詳しく調べて、正確な情報を記載していただいたことに、心から感謝しています。
不正確な情報は、市場に悪影響を与えて、『市場の失敗』を招きます。
その反面、正確な情報を調べてくださったことは、投資家が市場に適切に参加することを促し、極論すれば、暗号資産の普及そのものに好影響を与えていると考えます。
ただ、一つだけ このウェブページに留意点を記載してもらいたい点があります。
それはBinanceの良い評判の中にあるレバレッジについてです。
「レバレッジは高いリスク許容度と高度な資金管理を必要とする取引です。」
その点だけ記載していただきたいです。
改めまして、暗号資産について有益に情報発信していただき、ありがとうございます。
記載変更の提案について、ご検討していただければ幸いです。
natuさん、ブログをご参照いただきありがとうございます!
自分もBinanceを使うおかと迷っているとき、あまりにも内容が適当なアフィリエイトブログがSEO上位を独占していたため、違法だと勘違いし一度はBinanceを利用するのをあきらめた経緯があります。
もちろんそれだけがきっかけではないのですが、アフィリエイト目的の雑多なブログが多い中、「最も正しい情報を届けたい」という想いをもって運営させていただいているのでお言葉嬉しい限りです(*^^)v
ご指摘の点についてはごもっともですね!
【2021年12月23日追記】と明記し、該当箇所にかみ砕いた説明にて追記させていただきました。
僕はFX時代含めトレードで大きな資金を失った経験もあり、クリプトではトレードではなく現物HOLDの長期投資主体にて運営しており、少々レバレッジの危機意識に欠ける記載をしてしまいました。大変失礼いたしました。
今後とも有益な情報発信心がけていきますので、是非とも宜しくお願いいたします!